全日本大学駅伝関東予選メンバ―予想④

 本日も全日本大学駅伝関東選考会のメンバー予想を行っていきたいと思います。今回は国士舘大学と東京農業大学です。

国士舘大学(前回大会15位、箱根駅伝12位)
 前回7年振りに全日本大学駅伝に出場を果たすと、箱根駅伝でもシードに近い位置で最後までレースを展開し12位に入るなど着実に力を付けているチームです。今シーズンの調子は読めない部分もありますが、2年連続の出場も十分に狙えると思います。予想は以下の通りです。

1組目:瀬川(3)、今堀(1)
2組目:鈴木(4)、宮崎(3)
3組目:西田(4)、生駒(3)
4組目:カマウ(4)、中島(4)

 4組目はカマウと中島。カマウは前回も最終組でチームに貯金をもたらし出場に大きく貢献。しかし、今シーズンは関東インカレハーフマラソンも途中棄権しており調子が上がり切っていないのが気掛かりです。ただ、日本人選手の実力を考えるとカマウの好走は通過に向けた絶対条件であると考えます。もう1人は中島。関東インカレ5000mを見てもトラックの力では日本人選手の中で1歩抜けていると思います。他校の日本人エースと勝負してほしいです。3組目は前回の箱根往路組の西田と生駒。駅伝や箱根予選会ではチームの核となる選手。ここで結果を残せれば、得意のロードにも繋がってくるはずです。1組目は前回の箱根で7区を走った瀬川と5000m14分1桁のタイムを持っている期待のルーキー今堀。2組目は前回の箱根で10区を走った鈴木と主力としての活躍が期待される3年生の宮崎。

東京農業大学(前回大会13位、箱根駅伝22位)
 昨シーズンは13年ぶりに全日本大学駅伝、10年ぶりに箱根駅伝出場と止まっていた歴史をついに動かした東京農大。連続出場を目指す今年のチームは2年生にして大エースの前田が中心ですが、その前田が日本選手権での激走がたたったのかまさかのエントリー漏れ。今回はどこまで出場権争いに絡めるかという戦いになりそうです。予想は以下の通りです。

1組目:栗本(2)、植月(2)
2組目:西(4)、菅野(1)
3組目:田岡(4)、圓谷(3)
4組目:原田(3)、深堀(3)

 4組目はエース格の原田と深堀。学生ハーフでは2人揃って好走を見せてくれました。2人には卒業した高槻、並木の穴を埋める役割を期待したいところ。3組目はエントリー選手内での持ちタイム3、4番目の圓谷と田岡。特に圓谷は去年の全日本1区で前との差を秒差でとどめ、2区の前田のごぼう抜きをアシストした走りが光りました。1組目は栗本と植月の2年生コンビ。出場権争いに絡むためにはここで2人が最低でも20位前後で帰ってくることが求められると思います。2組目は西と菅野の4年生&1年生コンビ。プレッシャーのかかるこの大会では4年生と1年生を同じ組で走らせることは大きな効果があるように思えます。以前は明治大学が大エースの阿部とルーキー櫛田を同じ組で走らせたりしていましたね。

 いかがでしたでしょうか。皆さんの予想や感想もコメント欄やTwitterなどで教えてくれると嬉しいです!次回は個人トップ争いや日本人トップ争いについて書いていきたいと思います。

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