あまこま箱根ロスの作り方:大きな画面でみてもらいたい。
「月刊EKIDEN News編集部」という有料ページがあるのですが、「世間一般にはウケないかもしれないけど、一番いいたいこと」や「未消化のままだけど、いま思っていること」とか、「言葉にうまくできないけど、写真で伝えたいこと」とか。「普通に書くとクソリプが飛んでくるだろうなあ笑」みたいなものを掲載しています。
もともと、「ビジュアルがたくさんある陸上雑誌ができるといいなあ」とずっと考えてはいたのです。雑誌を作るにはデザイナーもいるし、自分だけでやるのは、ちょっとカロリー高めだぞ、と、そのアイデアは倉庫の奥底に眠っていたのですが、noteの機能をつかえば、大きな写真を掲載できるシンプルなページが作れることを知り、えいやっと。はじめることにしたのです。
これをはじめたことが大きかった。なぜなら、雑誌や他のメディアに頼まれなくても、「自分の裁量で掲載できるあてがある」というだけで、人は何事にも積極的になれるのです。ですから、昨年は国内外、さまざまなレースを取材に行きました。その大きな動機は、この月刊EKIDEN NEWS編集部ページで写真を大きく見てもらえるから。少ない数かもしれないけど、それを楽しみにしてくれる人がいるから。読者の目となって、かわりに見てくるような気持ちで写真をとったり、文章を書いたりしています。
で、大きな写真の話。
マニアさんと話してて、「余計なものがいっぱい映るように撮ってるね」というお互いの傾向がわかりました。その理由は同じでした。余計なものこそが、レースの空気を伝えるもの。だと思っているからです。しかし、世の中ほとんど記事がスマホサイズで消費されています。つまり、写真も液晶サイズでしか見られていない。だから、空気を使える余計なものは小さな画面だとわかりづらいのです。
だから、「あまこま箱根ロス」ではババーン!と大きく見開きの写真を使い、テキストではなく、写真で空気を伝えるようなページを作ることにしました。立川ハーフでの相澤のゴールも見開きだと、ゴールの大歓声や盛り上がりが伝わる。つまり、立川のハーフマラソンはこんなに注目されているんだぞ。ということが伝わればいいなと考えたのです。
ということで、「大きな画面でみてもらいたい写真」を
昨日みつけて、現像しました。
ぜひ、PCやタブレットの大きな画面でみてください。
2019日本選手権女子10000m決勝です。
ということで、↓これが「あまこま箱根ロス」です。
こちらもぜひ。どうぞ。
サポートと激励や感想メッセージありがとうございます!いただいたサポートは国内外での取材移動費や機材補強などにありがたく使わせていただきます。サポートしてくださるときにメッセージを添えていただけると励みになります!