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OTTは非公認。非公認だからできること。

OTTことオトナのタイムトライアルは「非公認」トラック・レース。「非公認」という文字面が「非合法」感を漂わせますが、怪しげなトラックレースではありませんし、当局の目を盗んでこっそり開かれているレースでもありません。非公認とは「公認記録としては認められない」という意味。参加標準記録や世界記録などを認定するためには、レース開催に関して細かな規則をクリアすることや出場するランナーも陸連登録を行う必要があります。つまり、レースを作る側も出場する側にも資格が必要となりますが、非公認のOTTではどちらも必要ありません。

非公認レースというと、なんだか格下なイメージもありますが、かのボストンマラソンも世界陸連が定めるコース条件を満たしていないため非公認レースという扱いになります。しかし、ボストン・マラソンは世界中のマラソンランナーが一度は走ってみたい憧れのレースとして、その価値がゆらぐことはありません。

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そして、非公認だからこそできることがあります。OTTでは男女混合で目標タイムにあわせて自由にプログラムも組めますし、ペースメーカーを自由に配置することができます。飛び入り参加のゲストランナーやペースメーカーから離れて一人旅となったランナーに急遽ペースメーカーとしていれることもできるのも、非公認だからこそ。

そしていまや市民ランナーにとってプラットフォームとなりつつある、カーボンプレートが入った厚底シューズ。こちらも公認トラックレースでは規定のため履くことはできませんが、非公認のOTTでは全く問題ありません。つまり競技者としてタイムを突き詰めるという世界に身を置く必要のないランナーにとって、非公認レースはいい事ずくめであったりするのです。

4月のOTTでは4月1日は東京ドームシティラン。4月18日はOTTセンゴと2つの非公認レースを開催します。

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非公認だからこそ「東京ドーム何個分?」という曖昧な距離設定のレースが作れますし、OTTセンゴにも現役を引退したばかりだけど、楽しみとして走り続けている元トップ選手たちがペースメーカーとして参加してくれます。東京ドームシティランでは贔屓の野球チームのユニフォームを着て走ることも可能ですし、OTTセンゴはフルマラソンの本番で履くつもりだった新作シューズのポテンシャルを引き出すには絶好の場所でしょう。

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そしてランナーとしてではなく、レースの作り手としてOTTセンゴに参加する運営ボランティアも合わせて募集いたします。みなさんの得意なことをOTTで活かしてみてください。OTTでやってみたいことも一言書き添えていただけるとうれしいです。それではみなさんの応募をお待ちしております!

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                      ボランティアへの応募は↑からどうぞ。




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