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スモールレースの時代
TrackTownJPN出演メンバーで出走することが決定していた「湘南国際マラソン」が距離を25kmに短縮して開催するということがアナウンスされた。
湘南国際マラソンの開催までの考え方はTrackTownJPNでランナーズウェルネスの比企さんにじっくり聞いているので、こちらを聞いてもらいたい。(以下のURLからどうぞ)
なにせ、あらゆる困難をひとつひとつ潰していきながら、寛平さんを地球一周走らせた比企さんのことだ、あの手この手で開催までの道筋を考えたに違いない。その比企さんの思考がこのチャートにもあらわれている。
一番簡単な判断は「中止」してしまうこと。そこで思考停止せずに、さまざまな可能性を考えたうえで、最善の策が25kmだということがここから読み取れる。ポイントは「沿道のコントロール」だ。
コースについては、「従来のフルマラソンコースを使用した20km~35kmコース」や、「西湘バイパス全線を使用したコース」、「藤沢をスタートとした下り線のみのコース」等様々な検討をしてまいりましたが、諸条件を満たしスタート時間に幅を持たす事が可能で、3密対策が可能な西湘バイパス(二宮~大磯区間を使用)コースといたしました。 (湘南国際マラソンHPより)
西湘バイパスコースを使うことで沿道を気にすることがなく、ロードでありながらもクローズドなコースを確保できる。ウェーブスタート、周回コースであるがゆえに、ここでフルマラソンを行ってしまうと、コースが大混乱となってしまう。絶妙なバランスがとれるのが、25km。
世界的にシティマラソンが難しくなったいま、多くの市民ランナーが走る機会をトラックレースで作れるのではないか?そんなことを考えながらOTTセンゴを急遽立ち上げることになった。「もう一つのインカレ」も準備期間が1ヶ月であったが、OTTセンゴは実質3週間の準備期間でレースが行われようとしている。1万人を集めようとすると、告知や募集もそれなりに大変だけど、「もう一つのインカレ」やOTTセンゴくらいのスモールレースだとフットワーク軽く開催することができる。
こちらも気軽にレースを作ることができたので、走るほうも #センゴを語ろう とツイートするように気軽に参加してもらいたい。1500mも気軽に参加するには絶妙な距離設定だと思うのだ。
1500mの招集所はフィニッシュエリアの喧騒からも離れた独特の空気が流れる。2コーナー付近の招集所ではあなたも親方も同じように待つことになる(はずだ)。あの空気を味わいたいかたはOTTセンゴへぜひ。
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