見出し画像

オリンピックのレガシーとは?

毎週金曜日に配信をしているポッドキャスト番組「TrackTownJPN」には外伝という特別枠があります。毎週木曜日に収録している通常配信とは別に「いま、話しておきたいトピックス」を取り上げてみる特番枠みたいなものなのですが、特番といいつつも、毎週、スポーツジャーナリスト生島淳さんと週刊文春で連載中の池井戸潤さんの小説「俺たちの箱根駅伝」を読んだ感想をあれこれ話しています。お互いの間に「番組を収録する」というテーマをおいておくことで、お互い疎遠にならずにすむということもあって、毎週30分から40分ほど雑談を配信しております。

今週も一応、小説の感想もあれこれしゃべっているのですが、目下の話題は1年前の東京オリンピック。

札幌の路上でマラソンや競歩を見たという人をのぞけば、日本国民の大半はテレビでしか東京オリンピックを観ることができなかった。たまたまいい時間にテレビで観ることができたくらいで、2002サッカーWカップのときのような国民を巻き込むような熱を感じることなく終わっていきました。運よく札幌で開催されたサッカーとマラソンと競歩をカメラマンとして関わったことで、オリンピックが自分ごととなりましたが、あれがなければ、自国開催のオリンピックもテレビの中での他人事で終わったんじゃないか。そう感じます。

ここから先は

1,048字

■なにをするサークルか 「撮る・見る・読む・書く・広める」といったEKIDEN NEWSの活動を通じ…

むっちゃヘヴィプラン

¥1,000 / 月

サポートと激励や感想メッセージありがとうございます!いただいたサポートは国内外での取材移動費や機材補強などにありがたく使わせていただきます。サポートしてくださるときにメッセージを添えていただけると励みになります!