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リズムとストライド

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世界陸上やオリンピックで日本の長距離選手が思ったような活躍ができないのをみて、確かにレース終盤のスプリントはすごい。だけど、持ちタイムからすると、も少し食い下がれるんじゃない?と無責任にも思ってまして。いや、持ちタイムが出た条件とか、そもそも自己ベストに大きな差があるとか、いろいろな理由があるのはわかっている。わかってはいるけれども、こう何度も何度も目の前で同じ光景が繰り返されるのはなぜ?とずーっと考えつづけてきました。よく「海外でのレースでは目に見えないペースの上げ下げがあってそこで日本人選手たちは削られる」とか、「海外選手は一定ペースで走らない」とか、いろんなことを言われますが、そんなことは随分前から言われつづけてきたこと。選手も指導者も知らないはずはないし、それくらいの対策は考えるだろう?なのになぜ?と常々、疑問に思ってきたのです。

今年の世界陸上オレゴンのトラック、そして、シカゴ・マラソンでのペースメーカー大迫傑選手、MDCで非公認ながら3000mの日本記録にチャレンジした田中希実選手とペースメーカーの加藤淳選手。これら点をつなげて考えることによって、「こういうことなんじゃないか?」という仮説をたててみようと思うのです。それがタイトルの「リズムとストライド」。

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ツイッターや「今日の一枚」では掲載するタイミングをうしなった写真やテキスト、これからやってみたいことなどを、ここでこっそりとはじめています。ちょっとびびって月10回と書いてますが、一日10回更新する日もたまにあると思います(笑)情報誌のようなことを期待している方はやめておいたほうがよいかも。ツイッターやオープンなネットとは違ってクローズドかつバズらない場を作ろうと思います。

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月刊といいながら、一日に何度も更新する日もあります。「いつかビジュアルがたくさんある陸上雑誌ができるといいなあ」と仲間と話していたんですが…

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