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流れをじっと読む

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「10000mという競技をいかに退屈させないか?」と女子日本記録保持者の新谷仁美選手はいう。彼女の10000mには「わたしだけを30分見続けて」というコピーが似合う。400mトラックを25周。その間にトイレに行かれたり、スマホをいじられたりすることなく、トラックを観続けたくなるように新谷仁美は序盤から飛ばす。中だるみがきそうな5000mの通過タイムでも「えっ。もしかして、とてつもない記録が出るんじゃ」というタイムで通過することで、「次の1000mはどうなるんだ?」ラップを重ねていくうちに、新谷から目が離せない。そんなレースが理想なんだという。

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ツイッターや「今日の一枚」では掲載するタイミングをうしなった写真やテキスト、これからやってみたいことなどを、ここでこっそりとはじめています。ちょっとびびって月10回と書いてますが、一日10回更新する日もたまにあると思います(笑)情報誌のようなことを期待している方はやめておいたほうがよいかも。ツイッターやオープンなネットとは違ってクローズドかつバズらない場を作ろうと思います。

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月刊といいながら、一日に何度も更新する日もあります。「いつかビジュアルがたくさんある陸上雑誌ができるといいなあ」と仲間と話していたんですが…

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