川端はどこだ?
ホクレン士別の前日。SGHの西川コーチとお茶していると、「川端がいいんですよねえ。」とさかんにいう。川端とは川端千都。東海大からコニカミノルタにすすみ、今年の春からSGHに移籍してきた選手。西川コーチとは東海大の同級生。
この春からじっくり時間をかけて川端選手をトップフォームまでもっていこうとしているという。士別では現状把握と調整をかねて3000m。狙うは網走の10000mだ。「川端をみといてください」と西川コーチがさかんに言うこともあって、士別3000mは川端をチェックしてみると、川端がどうにも見当たらない。「直前でDNSしたのかな?」と思いながらレースはすすみ。ラストラップに差し掛かったとき、見つけた。川端だ!
先頭を走る川端をみつけて驚いた。川端のフォームがこれまでと全く違うのだ。これまでの川端といえば、右腕をロック気味にし、腰のあたりで腕を振る、ガードを下げたボクサーのようなスタイルで走るフォーム。
それが、左右のくせもなく、腕も大きく振る無駄のないフォームへ。そりゃ、気づかないはずだ。全く別のランナーに生まれ変わったからだ。
この士別の3000mはあくまで調整。スパートの切れ味を確かめるとスピードを緩めゴール。組2位の7:57.16。仕上がりは上々だ。
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月刊といいながら、一日に何度も更新する日もあります。「いつかビジュアルがたくさんある陸上雑誌ができるといいなあ」と仲間と話していたんですが…
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