絵とコロナ
コロナによって働き方の大変革が起きそうな今日この頃。
元々ネット上で似顔絵の受付をして画像データもしくは配送で納品していた私は、影響はほとんどなく変わらない毎日。
※愛のあるリピーター様やSNSでDMをくださる新規様のおかげ。本当に感謝。
大手企業を辞めた時、フリーランスになった時、多くの人に『大丈夫?』とか『勇気あるねー!』といった言葉を多くかけられた。
それらの言葉をかけられる度に、
働くリスクってなんだろう
と考えさせられる。
よく言われるのは
大手にいればつぶれにくいからリスクは低い?
でも、どんなに外側からの攻撃に強い潜水艦があっても内部構造が故障してしまっては沈んでしまう。
どんなに優良企業でも、心ない上司のパワハラに屈指して辞めなければならないところまで追い込まれるかも。
どんなに大手でも、会社組織の改革でリストラされるかも。
こーゆーリスクはどんなに大手でもある。
もちろんフリーランスで好きなことをやっていても、好きなことが好きじゃなくなってしまったり、怪我や病気をしてしまったりした時に大きなリスクはある。
なのでどんな働き方をしててもリスクは付き物で、自分がどう生きたいかだと今回のコロナ騒動で改めてそう思う。
この働き方なら大丈夫と高をくくるんじゃなく『この仕事に一生を捧げよう』と腹をくくる そう考えて絵の仕事を選んだのでこれからも命がけで働いていきたい。
付き合いのある飲食店の方がデリバリー用のメニューの依頼をしてくれたり、『月曜から夜更かし』に出てる有名なゲイの方から絵を頼まれましたが、今が大変な方や世の中にエンターテイメントを提供してくださり日本を元気にしてくれる方なので無償でお描きさせて頂きました。
コロナを『良い機会』なんて言いたくないし、軽々しくそんなことは言えない。
でも、お互いがお互いを尊重し職業差別のない暖かい世の中の風がコロナをふっとばしてくれたらいいなとしみじみ思う。
明日からも感謝を忘れずに仕事をしよう。絵を描きまくろう。
絵描きになってヒルナンデスに出れたのは今も嬉しい思い出。