
山遊び
山に囲まれた場所で育ち
遊べるような公園が近所にはなかったので
遊び場が山だった。
家のすぐ近くに亀山という小さな山があり。
ドラえもんに出てくる裏山のような感じの山で遭難をしたりする心配もなく、タヌキやイタチはいるものの、クマや危険な動物もいない(へびやハチは居たけど)ので子どもたちだけでも遊べる山だった。
そこを遊び場にして、カブトムシやクワガタをとったり、池でザリガニを釣ったり、秘密基地を作ったりして遊んだ。
登山道もあるけど、登山道は使わずに道なき道を縦横無尽に走り回って遊んだ。
そのおかげでいまでも山登りが得意だ。
4年前から和歌山に戻ってきたので
時々子どもたちを連れて山に登る。道なき道を進むのが長男も次男も好きみたいで、登山道を歩いて山を登ると退屈そうにするw
家から近いし小さな山なので午前中だけ山に登ったりも出来て、遊び場にはちょうどいい。
僕が子どもの頃は、山で遊ぶ子どもが多く
草が分かれて獣道が出来ていたけど
最近山に登ると全く人が踏み入った形跡がないので、昔よりも草木がものすごく育っている。
近くにこんな良い遊び場があるのに子どもたちは山で遊ばないのかと残念な気持ちになる。
それどころか外で遊んでいる子どもたちを見かけることも少ない。
みんなどこで遊んでるんやろ。


