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作業環境の大切さ
ウラケン・ボルボックスさんのnote「作業部屋ビフォーアフター」を読んで
自分の作業環境はどうだったかなぁと思い返してみた。
スタートは大阪時代。専門学校に通って一人暮らししていた6畳の部屋からだった。
ウラケンさんは、いままでの部屋の写真を掲載していたのでビフォーアフターがわかりやすくて面白かったんですが
残念ながらぼくは、写真がありませんでしたorz
記録を残せるマメさが欲しい・・・
とにかく安いところを探して住み始めた大阪市の旭区の農工大の近く
4階建てでエレベーターもない。学生が多く住むマンション。3階の角部屋で日当たりが良かったので決めた。
ワンルームでキッチンとユニットバスがついた小さな小さな部屋。
学生の頃は大きな絵を描くことが多かったので
ベッドの上や床に絵を敷き詰めて絵を描いてた。部屋に入らない絵を描く時は廊下で描いたり隣の駐車場で描いたこともあった。
その頃は床に座って制作していたので
腰痛が酷く、たびたびぎっくり腰になった。
そこで10年ほど制作をした。その頃から多作だったので、どんどん部屋は狭くなり最終的には畳み一畳ほどのスペースしか空いてないような環境だった。その10年は常に狭さとの戦いだった。
2010年に結婚を機に東京へ引っ越し。
ワンルーム生活から一変、1軒家を借りて生活を始めた。(この東京の家での生活には1冊の本に出来るほど濃厚なエピソードがあるのでいつかnoteに書きたい)
6畳の部屋を1つもらいそこをアトリエにした。
大阪の時と同じ6畳だったけど
生活の家財道具が全部詰まった6畳と
絵を描くためだけの6畳の部屋では雲泥の差だった。
自作の大きな机を2つ並べて、椅子に座って制作するようになり、ぎっくり腰の癖もなくなった。
壁には好きなポストカードをびっしり貼り、小さい棚を作って置き物を並べたり。とにかく創作イメージが刺激されるような制作しやすい環境を思う存分作った。
これまた記録の写真がないw
とにかく大阪時代を過ごしたぼくにとっては夢のようなアトリエだった。
しかし東京に10年暮らすうちにこのアトリエもたくさんの作品や資料が増えて手狭になった。
2020年の春にコロナが流行して東京にいても外に出られない状況が続いたので思い切って7月に東京から実家のある和歌山に引っ越した。
ひぃばあちゃんの家が空いていたので
そこで新生活を始める。しかしその家には東京のようなアトリエに使える部屋がなかったので近所のおばあちゃんの家の1室を借りて仕事場にした。
そこは8畳なので東京のアトリエより少し広くなった。
いまでもここで仕事をしてる。
翌年にトリノスギャラリーを始め
大きい絵や絵本の制作はそこでするようになった。
ギャラリーは広さが15畳以上はある四角の空間で真ん中には大きな机を置いて絵本の原画をズラーと並べたり、何枚も同時に描いたり、大きなキャンバスを壁に貼っ描いたり、広さを心配しながらの制作は無くなった。
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ギャラリーの2階にもさらに広いアトリエがあり、現在制作には申し分ない環境になった。大きな絵も気にせず制作できるし立体作品も作りたい放題。
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6畳の1人座るだけでもいっぱいになる場所から始まり
いまでは、みんなで制作するために集まれるくらい広い場所で絵を描いてる
もしまだこれ以上を望むとしたらアトリエの窓から海が見えるようなところで仕事が出来たらいいな〜
思う存分好きな絵を描くためには環境はとっても大切だ。
そしてその環境は自分で作るしかない。