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Dr.ヒロのとっておき!心電図ワンポイント

こんにちは!えかげますたぁ|Dr.ヒロ(@ekagemaster)です。X/Twitternoteで心電図・不整脈に関する投稿をしています。

ここでは,なかなかまとまった文章などにはしづらいけれども,キラリと光るワンポイントで的な豆知識を紹介していきます。X/Twitterだけだと経時的に追いづらくなるため,その点でnoteは素晴らしいと思います。


※ハッシュタグ: #とてワン #ECG または @ekagemaster で検索してね!


【第1回】#とてワン 001
・下壁誘導の中隔性q波を見た時に考えること:2023/1/7
https://twitter.com/ekagemaster/status/1743895064961781893

コメント: 
「中隔性q波」(septal q-wave[s])と言えば一般的には側壁誘導(I,aVL,V5,6)ですが,下壁誘導でも認められることがあります。それについての簡単な考察です。


【第2回】#とてワン 002
・左前下行枝(LAD)の“番地”(ナンバリング)と区分:2023/1/13
https://x.com/ekagemaster/status/1745975925617930285?s=20

コメント:
 「LADの○番が・・・」のような表現は循環器専門医だけで良いにしても,近位(proximal)や遠位(distal)という時にどこまでを指しているのかを知っておくことは重要です。実際のアンギオ画像を用いた基本的な解説です。


【第3回】#とてワン 003
・「正常(電気)軸」の考え方:“軽度の左軸偏位”って何?:2023/1/17
https://x.com/ekagemaster/status/1747391120961933767?s=20

コメント:
 QRS電気軸を考える時,I誘導以外はどの誘導を使いますか?II誘導?それともaVF誘導?どれを用いるかで“正常範囲”が微妙に異なります。また,「I:陽性(上向き),II:陽性 “なのに” aVF:陰性(下向き)」のパターンにに出くわした時,どのような評価になるのかも解説しています。


【第4回】#とてワン 004
・「非典型的な左脚ブロック」:2023/1/22
https://note.com/ekagemaster_hiro/n/ne3abad0359f0

コメント:
 「Atypical LBBB」という言葉,聞いた(使った)ことがありますか?左脚ブロックの波形で最も典型的とされる左側(側壁)誘導の波形が微妙に典型例と違うということですが・・・今までのX/Twitter形式ではなく,はじめてnote記事形式にしたバージョンです。


【第5回】#とてワン 005〈有料記事〉
・「失神で考えるべき心電図異常」:2023/2/2
https://note.com/ekagemaster_hiro/n/nb58f5545efd8

コメント:
 失神(syncope)の患者さんを担当したことありますか?その際,特に心臓に原因がある場合にはヤッカイですが(心原性失神),その鑑別過程に使える独自の“アンチョコ”(語呂合わせ,Mnemonic)を作成・公開してみました。美しい図だけでも一見の価値ありです!今回もnoteバージョンとなっています。


【第6回】#とてワン 006〈有料記事〉
・「孤立(発)性右室梗塞の心電図」:2023/2/7
https://note.com/ekagemaster_hiro/n/nf5b05a58f719
コメント:
 心筋梗塞と言えば,普通は虚血により「左室」が傷害される病態がフォーカスされがちですね。ただ,見た目は「急性前壁梗塞」なんだけれども,蓋を開けてみたら「右室“だけ”」の心筋梗塞だったなんてことがあります。症状としては軽めのものから,いわゆる「右室梗塞」で見られるショック状態のものまで・・・。臨床的にはかなり稀ですが,“isolated” RV infarctionの心電図を扱います。日本語でここまで丁寧に解説したものは少なく,心電図を詳しく学ぶにはMUSTの知識だと思います!


【第7回】#とてワン 007〈有料記事〉
・「急性心膜炎ECG完璧マスター!」:2023/2/15
https://note.com/ekagemaster_hiro/n/ne9589738f556
コメント:
 急性心膜炎(acute pericarditis)も,救急現場や普通の外来などでも胸痛患者で時に問題となる疾患でしょう。遭遇頻度は決して高くはないのですが,心筋梗塞などの急性冠症候群(ACS)との鑑別も含め,心電図の特徴をキッチリ読みたい病態です。皆さんは「PR低下」や「Spodick徴候」,そして“ナックル・サイン”(knuckle sign)を正しく指摘できますか?また,「ST/T比」もきちんと計測できる自信はありますか?これらの読み方を定義からここまで丁寧に解説した文献は稀少と思われ,是非ぜひ一読いただきたい内容になっています。

*次の投稿もお楽しみにね!


えかげますたぁ|Dr.ヒロ(@ekagemaster)

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