4/18 ザ・エーゲ海 [ギリシャ]
最初に比べると文字数が半分以下になっている。
書くこともなくなってきたからな。などと思っていたが、暇つぶしに持ってきた開高健の本を読んでいたら「ビギナーの無知と熱気」というフレーズが出てきた。なるほど。この日記は三日坊主の人間が惰性で続けているので、最初の頃と比べてまるで熱量がない。「そのフィーバーが読者を釣る」とまで書かれているね。多少日記に油を入れようと思う。
書き忘れていたが一昨日ホテルでトコジラミらしき虫を見た。ティッシュで潰したら赤い血が滲んだので恐らく食われている。調べたところ2食い目から痒くなるそう。その晩で2食い以上されてる可能性は全然あるけども。2日経った今日どこも痒くないので耐えかなー。
0時 全然寝てないよ。船が動き始めた。
揺れがすごい。ダウンロードしておいたbetcover!!のアルバムを聴く。アイマスク欲しいな。
船内のレストランは中央値8ユーロぐらいか。
ま、島ついてからお金使おうや。腹は減ってるのではよ寝て誤魔化せ。
寒い。寒くて目が覚める。トレーナーとジャージを重ね着したがまだ寒い。もう1段階上の防寒着を持ってくるべきであった。
寒気で頻繁に目が覚める。覚めるというか、寝ている感覚が全然ない。ゆっくり目を閉じて開いてを繰り返しているような。そんなことを繰り返していたらいつの間にか到着のアナウンス。なんだかんだ寝ていたみたいだ。
6時にサントリーニ島着。断崖絶壁にコンクリートで角ばった広い船着場。ジュラシックワールドを思い出す。
ミニバスに声をかけられた。ホテルがある街ティラまで2人で30ユーロだと。たかい。
9時ごろには安いバスがあるので、待つつもりで断った。ら、だんだん値段を下げて提示してくる。ラ・カンパネルラ。最終的に2人で10ユーロになった。なら乗る。
6:30には街へついた。が、ホテルの受付が空いてないので散歩と洒落込む。しゃれこうべ。
風強い。髪を結んでないので髪の毛が暴れて視界不良この上ない。
カフェでアメリカーノとパンを少々買って食べる。
チーズばっかり!
9:00 全然受付開かない。ホテルに荷物を預けなければ行動ができない。待ちです。
散歩。
10:30 まーだ開いてない!
11:00 待つ時間がもったいない。バスでイアの街へ。
片道1人あたり2ユーロ。30分ぐらい乗ったか。
ザ・ギリシャ。ザ・エーゲ海。白い壁の街に青い装飾が映える。
昼食。チキンとポークギロピタを注文。ギロピタはギュロスをピタで巻いた食べ物。知らないもので知らないものを作るな。ケバブサンドみたいなものを想像して欲しい。これがかなり美味しい。今回の旅行で暫定3本指には入る。ポテトも巻いてありお腹が膨れる。ドリンクにはファンタレモンを注文。甘めのレモンスカッシュって感じね。
バスに乗って町へ戻る。チェックインがごたついた。
アゴダで予約は確定しているのだが、見つからないという。5分ぐらい確認をとってたら急に部屋に案内すると言われた。なんだったんだ。部屋にはドライヤーがあった。冷蔵庫まである。神のホテルに足を踏み入れたかもしれない。
Wi-Fiもすごい速いだ!!自宅のより速い。まじで。
おやつにラッフルズとシュウェップスのトニック。
フレーミングホット味。期待。だが残念、辛くない。
辛くしようとしているのは伝わるが、辛いなと思うほどではない。私は辛い食べ物が好き。そのため辛さの耐性がついている。これは損だ。辛い!と思うためには辛みをかなり増さねばならない。辛いの好きで辛いの弱い人になりたい。コストパフォーマンス。
20:00 シャワー。コンディショナーがあった。
素晴らしい。煽りとかでなく、我々の予算で泊まれるホテルとして、今までと比べると良くできすぎている。ドッキリとかかもしれぬ。
風呂トイレ一緒なとこ多いけど気候が乾燥してるからあんま不便がない。温暖湿潤の日本で運用してるの結構シビアなのでは?
シャワールームの小窓からレストランが見える。食事中に裸の男から見られているとは夢にも思うまい。
21:00 夕飯食べ行くよ。
メイン通りで行列ができてるギロピタ屋へ。
昼と同じメニューを別店舗で。気に入っている。
今日は文字数が多い
とはいえ文字が多ければ面白いわけではないのでね。
多少は熱源を取り戻したのでは?