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6月15日に東京ワイナリーで開催する「エジマ会」のワインを紹介。【豊丘西尾ヴィンヤード】 La Tradition rouge 2021
【豊丘西尾ヴィンヤード】 La Tradition rouge 2021
タンニンも感じられる北国としては濃い色の味わいの赤ワインに仕上がりました。
ツヴァイゲルト特有のスパイスやシナモン、赤い果実の香りが長く続きます。長期保存にも向くボディを持ったワインに仕上がりました。
2021年の新規就農初年度の夏は、2か月余り雨がほとんど降らず、雑草も焼けて伸びを止めるような天候でした。雨が少ない事もあり、ブドウの樹の様子を観察しながら、農薬を出来るだけ使わずに栽培することに挑戦しました。
生産本数は578本
生産者:豊丘西尾ヴィンヤード
委託醸造:10Rワイナリー
産地:北海道余市町の自社農園産
品種:ツヴァイゲルト
スタイル:赤
Alc:12.5%
【豊丘西尾ヴィンヤード】
豊丘西尾ヴィンヤードの西尾 久さんは、2021年1月から北海道余市郡余市町にて畑を購入して新規就農、醸造用ブドウ栽培をはじめました。自分で栽培したブドウから自分の手でワインを造りたいという思いで、尊敬する10Rワイナリー(北海道岩見沢市)のブルースガットラヴ氏に従事し、同年の9月末から2か月と少しの間、ワイナリー近くに住み込み、毎日研修生として働きながら自分のブドウも委託醸造にてワインにするというサイクルで2年間が経ちました。今回、自社栽培し、醸造した初ヴィンテージワインをリリースすることができました。
主な栽培品種:畑を購入した2021年ではナイアガラ、ツヴァイゲルトレーベ、ケルナーが植わっていたが、2022年にソーヴィニヨン・ブランとシャルドネを、2023年にソーヴィニヨン・ブランとピノ・グリを植替え中。
栽培面積:2.2ha