スペース👩読書『DIE WITH ZERO：ゼロで死ね。』を読みました　

こんにちは。経済時事ドリル管理人です。

喉の調子は一進一退。大事にしていても用事が済みません。よくはなっていますが。
今回、音声で5分ほど進めましたが、咳き込みがひどくなりました。途中で中止し、note版のみでお届けします。途中で変更して申し訳ありません。

さて土日を使い、名古屋に推し活でライブに行ってまいりました。ライブ日程が出た時に、先のことですし、日程的におそらく平日は無理だろうと考え、土曜日開催で近いところを選び名古屋希望としました。運よく最初の申し込みで抽選に当たり、私、持ってる！と喜んでおりました。この日のために半年くらい頑張ってきたので、実現できてよかったです。目標があると頑張れますね。推しの力をつくづく感じているところです。

今日、移動中にタイトルの本、日本語タイトル『ゼロで死ね。』を読み終わりました。

DIE WITH ZERO　人生が豊かになりすぎる究極のルール

私は本を買うのが好きで、どうしても積読が多くなります。それも読書の一つ形と思って、よしとしています。これが電子書籍でもその傾向があります。電子なら読む時に買えばいいと言われますが、そういうものでない気もします。

今回の『ゼロで死ね。』は随分前に買っていたのですが、読んでいませんでした。先日何かのきっかけで読みたいと思った時に、以前買ったかもと電子書籍の棚から発掘したものです。電子書籍は記録が残るので、紙の本のように2回買ってしまうというミスはありません。

買った時よりも、今読んだ方が、身に染みた気がします。本はタイミングがありますから。そのタイミングを掴むために、積読があるとも考えます。

オススメの本として、どの年齢の方にもぜひ読んでいただきたいです。

お金を使うのは、自分が思っているよりも早い時期の方がいいということを、さまざまな角度で書いています。父が亡くなって以来、これについては考えるところがありました。今は自分に置き換えて考える必要を感じていました。

無駄遣いはしたくありませんが、使わないのもある意味無駄です。使わないのに貯める。残して死ぬ。必要ないお金の分は、その時間を別なことに使っていいのではないか。稼ぐことよりも使うことに実は技術がいる、とも改めて深く考える機会になりました。

例えば、本にあったこととして1つ。自分が死んだら寄付をしようと思っているなら、生きているうちに寄付をしたらいい、という話はなるほどと思いました。余ったら寄付するということであっても、必要な分を残して、それ以外の中から寄付すればいいと。そこから何か楽しい縁が始まることもあるだろうし、何よりも、必要な人は「今」そのお金が必要なのだから、何も先延ばしにすることはない。

世の中人手不足であり、仕事はきっとずっと続ける生き方になりそうな世の中です。それはそれで社会に役立ちますし、所属もあり、意味があることでしょう。ただ年齢を重ねてからは、稼ぐことと使うこと、両方考えていく必要がある。完全にリタイアする時には、時間とお金はあっても、健康や体力はなくなっていることが予想できます。中年になったら、使うことも考えていかなければならないということを、はっきり書いてくれて、「そうしよう」と思いました。

お金の使い方は経験がものを言います。今日の「名古屋土産」で実は良い買い物ができました。三重・桑名の安永餅というのがあるのですが、キオスクでそれを見つけました。以前、夫と三重あたりをぐるっと旅したことがあるのですが、その時に知った上品な和菓子。百貨店の物産展などで見つけて購入したこともありました。若い時に旅した思い出までふわっと浮かぶ、こういう小さなことの積み重ねが人生では大事なのだと思います。お餅を購入した数百円で、豊かな時間が持てました。経験していなければ、こういう楽しみはありません。

一時が万事です。今回の推し活は、私は人生初のアリーナライブ参戦でした。前回はホールツアーで、キャパ2700人のところで聴きましたが、今回は何と12000人。

アリーナは怖いんじゃないかとか、帰れないんじゃないか、1人で大丈夫？などと不安があり、これまで避けてきたのですが、「今日が一番若い」と思い、今回最初で最後のつもりで申し込みました。行ってしまえば思ったよりも大丈夫で、例えばトイレ問題もスタッフの誘導がしっかりしていましたし、お客さんも皆優しい感じでしたし、帰りの駅までもスムーズ。怖くなかった。人生で最後とはならず、次も申し込もうと思いました。あえて言うならば、東京よりも遠征の方が、帰りは楽なのかもしれないとは思い、次も遠方狙いを考えます。そして次の日休みの時がいい。

この本の最後に「ゼロで死ぬという目標を持つことで、人生を充実させようという意識が働くようになる」「ゼロで死ぬことを目指すこと自体に高い価値がある」とまとめられていました。実際にゼロになることはないことを前提に。さらに「人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ」とも。

これまで、過去を懐かしがるだけの人生は嫌だと思ってきました。でも人生は積み重ね。今日買うお土産の縁は、実は以前の思い出に繋がっているのです。少なくとも今は懐かしがって止まるのとは違います。次のアリーナは、今回の初回の経験が生きるでしょう。「ゼロで死ね」は、単なるお金の話だけではなく、今できることは先延ばしにしないのだ、と自分に言い聞かせる良いきっかけになりました。

生活の変わり目にライブ遠征でしたが、仕込んでおいてよかったと思いました。激動な中での実現は、本当に良い経験となりました。次につなげます。そして次も仕込んでいこうと思います。

以上、今日は推し活からの、読書『DIE WITH ZERO』をお勧めする話を書きました。読んでいただきありがとうございました。
経済時事ドリル管理人でした。