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■ 其の328 ■ 青春と読書 12月号・・➀アート界隈

📙定期購読している 集英社の「青春と読書 12月号」
今回は印象的な文章や、刺さるフレーズが多かったです。
なので、3つに分けて取り上げます。
まずは表紙の絵について、アート界隈です。

📙制作者は、東京藝大4年の miyacoさん
 絵をつくった人の思いや背景を知るのは、むずかしいです。
 というか、想像できるわけもないなと、
 あらためて確認させられた思いです。

 この絵についての思いなどを解説した文がこちらです ⇩

 最初にモチーフを選び、それをストーリーに落とし込んでいく、というやり方で描いていて、表紙の作品のモチーフは「恐竜」でした。iPhoneの絵文字の恐竜がすごくかわいくて好きなんです。それが青色の恐竜なので、色は青にすると決めていました。
 スマートフォンの真ん中に描いた恐竜の「青」を起点に、膨らませていった感じです。青から派生する身近なもの‥‥と考えていって、机の上にあったおもちゃのバス、青緑の葉っぱ、愛嬌のあるじょうろ、とつながっていきました。
 完成形を固めてから描くのではなく、描きながら、色や大きさ、配置などを調整しています。描く過程で偶然生まれるものを大事にしているという感じでしょうか。誰かの少年時代をふんわりとイメージしました。
 モチーフは恐竜ですが、それを前面に出さないようにしたのは、主役がわからないような絵かれるからです。見る人によって主役が変わるような、見るたびに発見のあるような構成の絵を目指しています。

青春と読書 12月号 p107


📘ところで、アート界隈でいうと、
 先日知ったもので、「ダイダラウルトラボウ」という巨大な作品があります。
 屋外作品で、香川県の小豆島にあるそうです。
 いつか訪ねてみたいものです。 



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