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■ 其の289 ■ 続 : 高知に行って、感じたこと

❶観光マップに書かれた そうだ山温泉♨ の赤い文字に惹かれて行ってみると
 風情あふれる温泉でした。  雨の中ならではの味わいがありました。

ほの暗い内湯の雰囲気
内湯から橋を渡って露天風呂へ  見下ろすと川の流れ
木々に囲まれた露天風呂


❷泊ったのは、今年8月に出来たばかりの別館でした。
 室内がキレイすぎるのは味気ないものです。
 チェックアウトは精算機にカードを差し込み、そのまま誰にも会わずに出て
 行きます。 非対面・非接触というのも時代の流れでしょうか。


❸峠を越えた所にある喫茶店でモーニング。
 旅先では、チェーン店より地元のお店に限ります。
 日本全国どこでも、だれでも覚えのあるこの感じ。
          ⇩  ⇩



❹以前高知に来た際に持ち帰ったガイドやマップを眺めながら、
 「この街並みが良さそう」と思った場所を巡りました。
 古い建物が魅力的な佐川さかわという町です。

酒蔵の道
佐川文庫    右の建物内に木造の客車を保存 ⇩          
1906(明治39)年、鉄道作業局新橋工場で、いまのグリーン車に当たる2等客車として製造された


❺車道トンネルに並行して造られた、立派な歩道専用トンネル
 長さ200mの歩くトンネルって、ちょっとコワそう。 

車道トンネル                   歩道トンネル


❻今回一番驚いたのが、斜面にいつくばるように広がっている集落です。こんな険しい土地に暮らしの場を作ってしまうパワーに感心しました。 
川沿いから見上げる景色は、ただただ圧巻です。 

廃校になった小学校から、仁淀川が見える

久喜沈下橋くきちんかばしに行きました。
橋は、増水した流れに飲み込まれ、本当に沈下していました。
渡ることのできない対岸で男性が釣りをしていました。
沈んで見えない沈下橋こそ、一見の価値があるなと思いました。

90年前に造られた橋は、通常ならこんな姿  


今回は、土佐高知の人たちの生命力みたいなものを見せつけられた思いです。
力強い自然、そして人間の営みのスケールが違うなと感じる旅でした。



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