茹で蛸に生命を宿すprojyect
お久しぶりです。映像部です!
皆様いかがお過ごしですか?
突然ですが、皆さんは生命を錬成したいと思った事ありませんか⁇
ご賛同頂きありがとうございます、異議は尽く却下させて頂きます。。。
そんな生命を錬成したい皆様の野望を、3D空間では万物の創造主たる私が皆様に変わり、blenderで形状を作り、unityで脳を与えて、自我を持った茹で蛸を錬成してまえ!と言う不毛極まりないproject!
その過程を皆様に楽しんでいただければ幸いです。
激闘のUV展開編
ノリとテンションだけで始めたこのプロジェクト、モデリング自体はすぐに終わったものの出来るだけウニョウニョして欲しい願望が捨てきれず、結構な頂点数のモデルになってしまいました。。。
こーなってくるとしんどいのはUV展開。もっといい方法があるのかもと思いつつ、地道にひたすら切れ目を入れる作業。
CG制作における単純作業の繰り返しはなかなかに過酷。吸盤を一つ一つ丁寧に剥ぎ剥ぎするごとに煩悩も一つづつ消えてゆく。
何はともあれ気の遠くなる様な作業を終え、photoshopでテクスチャをカキカキし、仕上げにモデルに骨を入れblenderでの作業は完了!!
ちゃんと美味しそう!!んで絶妙に気持ち悪い!
この時点で私自身かなり高揚してしまい、Tシャツまでこしらえてしまいました。。。
需要など無くとも積極的に供給してゆくスタイル。SUZURIさんのサーバーをここまで盛大に無駄遣いしたのは後にも先にも。。。
悲しくなってきたので次行きましょうか。。。
(試練)ml-agent環境構築編
形を作り終えたところで、次は肝心の脳を作るフェーズへ移行します。
blenderにもキーフレームを割り当てたりpythonのスクリプトを書いたりと、アニメーションを作る機能はありますが、今回は「茹で蛸自身」に学習してもらい、自分の脚で歩ける様になってもらいたい!そして、強く生き抜いて欲しい!!!
ってなわけで、今回はunityさんが公開してくれているmlagent(人工知能使ったすごいやつ)を使って命を宿していきます。
私はAIの専門家ではないのでよくわかりませんが、このライブラリを使ってる感覚だと「失敗を繰り返しながら微調整を重ね、なんかいい感じにしてくれるプログラムの塊」って感じです。
失敗しつつも逞しく育ってくれる事でしょう。
さてさて、いざmlagentを使おうとするとunityのインストール以外にも下記の準備が必要になります。
①仮想環境を作る!
②mlagentのダウンロード
③諸々インストール
私は独学でいいかげんに動かしてしまっているので詳しくはご説明出来ませんが、下記の様な内容になると思います。
venvで仮想環境を作りパスを通し、gitからmlagentをクローン。からのmlagentをインストール。unity hubにmlagentのprojyectディレクトリを追加してunity2019で開き、アセットからサンプルを追加すると動いてくれると思います。
これら一連のセットアップがちーとばかしめんどくさく、やや苦戦しましたがセットアップが完了するとサンプルとして収録されているアセットが健気に動くツンデレ仕様。
「すぐ可愛い、すごく可愛い」
イモムシが一生懸命ウネウネしながら前進してくれます。
今回のプロジェクトはこのウネウネイモムシの脳を蛸用に改良し、目的に応じて自ら動く一人前の茹で蛸に育て上げようと思います!
後半に続く!
少々長くなってしまったので今日はここまで!
次回はunityでの関節や重量の設定、カスタマイズした蛸用のプログラムのお話が出来ればと思っています!
ではまた🐙
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