ハダシで進む

フリーランスの映像作家として10年、ネットで独学した映像作家として、貰ってばかりではなくそろそろ自分も何かを共有したいなと恩返しの様な気持ちで始めました。日常と情報を綴っていければと思います。少しでも人生が軽く、願わくばより鮮やかになってもらえるような記事になりますように。

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最近の記事

X-H2sが最強の動画カメラになった日

X Summit Tokyo 2024 X Summit で発表されたX100VIで大いに盛り上がっている昨今ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?X Summit で発表があったのはもちろんX100シリーズだけではなく新しいレンズやファームウェアのアップデートも発表されましたね。 僕はファームウェアで追加される機能が待ちに待ったものばかりだったので興奮しました。X-H2sを購入する決断をいたしました。 常日頃から、史上最高のビデオカメラとしてのポテンシャル(センサー

    • X-H2/X-H2sでタイムコードシンクロ!

      楽しみなニュースが飛び込んできましたね。X Summit Tokyo 2024が2月20日に開催されるとのことで、その発表と一緒に新しいファームウェアも公開されました。皆さんももうYoutube見ましたか?? 動画屋の自分にとってこのファームアップすごく嬉しいサプライズがありました。X-H2/X-H2sがより動画に使いやすくなりました。動画カメラとして本格的に使っている方はとても嬉しいサプライズだったのではないでしょうか? 目玉進化1:タイムコードシンクロ 特に注目した

      • FUJIFILMにはもっと動画に自信と拘りを持ってほしい。

        僕はFUJIFILMのカメラを動画用に購入し仕事でも使ったりしている変わり者だ。仕事では機材をレンタルで揃える事が大半だが、愛用のX-H1は必ず現場に持っていく。X-H1が発売されてすぐに購入し、今日まで使い続けてきた。そろそろX-H2sに買い替えたいと思いながらも、何度も自問自答して踏み止まり今日に至る。 X-H2sから感じるFUJIFILMの動画へのチグハグな姿勢 X-H2sを発表した時、動画性能の進化をメインにアピールしていた。発売後は写真機としての拘りや楽しみ方を

        • 動画屋目線でFX30とX-H2sを比較してみる

          僕は動画屋でありながらメイン機がX-H1というとてもクレイジーなやつだ。X-H1を使う前はSonyのFs5をメイン機として保有していた。X-H1に乗り換えた理由は富士フィルムの色味に心底惚れたからだ。実際にX-H1をメイン機として使った感想は既に記事にしてあるので、興味のある人はそちらを読んでいただきたい。 富士フィルムの動画ユーザーは珍しいとはいえ、X-T4の発売以来徐々にその数を増やしているように感じる。X-H2sはそんな動画ユーザーにとっては待ちに待った最高の動画を提

          【動画視点】X-H1ユーザーの僕がX-H2sを見送った理由

          長らくX-H1を動画機として使ってきた僕にとってX-H2sの発表は待ちに待ったアップグレードで、APS-Cとしては初となるであろう積層センサーを搭載してきたことで大興奮していました。そんな僕がX-H2sを見送ることにした理由をまとめたいと思います。 僕の仕事は主にワンオペで撮影と編集を行う仕事が9割です。そんな中で富士カメラの色彩に魅了され動画屋界隈ではとてもニッチな富士フィルムのXマウントを使い始めました。X-H1はそのカメラの作りの良さや期待以上の映像の色彩に大満足して

          【動画視点】X-H1ユーザーの僕がX-H2sを見送った理由

          X-H2sは動画屋の僕にとって買いなのか?

          X-H1を動画制作で使い続けて来た僕にとって、X-H2sの発表は待ちに待った期待通りのカメラだった。 録画時間制限の解除、AF速度の向上、ローリンシャッター歪みの軽減、バッテリーの持ち、10bit記録 AFの精度や挙動に関しては、実際に発売された製品版でないと評価は難しいだろうと思うが、H1とは比べ物にならないほど良くなっていることは間違いないだろう。サンプルを沢山見たがローリングシャッター歪みの低減は凄まじかった。 では僕は買い換えるのか?というと保留にしようと思う。

          X-H2sは動画屋の僕にとって買いなのか?

          6Kや8K動画は本当に必要なのか

          X-H2のリーク情報から6K動画搭載という話が囁かれている。もともと高画素のH2と低画素のH2sの2種類に別れてでると噂のあるH2シリーズは、高画素機のH2に8K動画がのるのでは無いかと言われていた。今週に入って低画素機のH2sにも6K動画がのるというリーク情報が出てきた。 動画用途をメインに考えている僕としては8Kの撮れるH2狙いだったのだが、6Kが撮れるのならH2sでも充分そうだ。むしろH2sが動画屋的には最適解かも知れない。 この8Kや6Kの搭載に関しては賛否あるよ

          6Kや8K動画は本当に必要なのか

          【発売後追記あり2】XF18-120mmは動画屋にとって悲願のレンズになるのか

          2021年の9月のX summitで発表された新しいズームレンズXF18-120mm。焦点距離とイメージイラスト以外の確定情報は未だに明かされていない。公開されているデザインから想像するに、絞りリングが今までのレンズと違うように見えるのと、割と大きめのボタンやレバーのような物も伺える。X-pro1が発売された2012年から丁度10年の節目である今年2022に発売予定ということで、富士フィルムとしても力が入っているように思う。 噂ベースではあるものの ・F4通しのズームレンズ

          【発売後追記あり2】XF18-120mmは動画屋にとって悲願のレンズになるのか

          動画屋の僕がX-H2に期待してること

          5月末に開催される「X Summit 2022」に登場すると噂されるX-H2に動画屋目線で期待していることをまとめてみたいと思います。 僕は現状のX-H1に概ね満足しているのですが、個人的に思う致命的な欠点が残っていることも確かで、現在ではVマウントバッテリーと外部録画で運用している。欲を出さなければこの欠点を改善してもらえるだけで満足です。ただ、それだけだと買い替える必要もないかなと感じるのも確かで、待ちに待った後継機に色々な想いを馳せています。 先ず必須なのは、録画時

          動画屋の僕がX-H2に期待してること

          2022年の動画機X-H1②〜欠点編〜

          今回は動画機X-H1の欠点を書いていきます。前回X-H1の魅力を書いた通り、私としてはとても気に入っているカメラなので、欠点をなんとか工夫して使い続ける道を選びました。私が思う欠点は不良品ではないかと疑うレベルのもので、富士フィルムに確認してみると仕様であるとのことでした。この欠点に関してレビューなどは見たことがないので購入を検討している方の参考になれば良いなと思います。 先ず、よく聞く欠点としては、8bit422収録、4K撮影時のクロップ、オートフォーカスが遅い。などがあ

          2022年の動画機X-H1②〜欠点編〜

          2022年の動画機X-H1①〜魅力編〜

          後継機であるX-H2の足音が日に日に大きくなっていく中ですが、2022年のX-H1を「動画機」として評価してみようと思いました。動画機として足りないものだらけのこのX-H1を手放さずに使い続けてこれたのは、それだけの魅力がこのカメラにはあったからなのだと思います。今さらではあるけれど、長く使ってきたことで知ることが出来たこのカメラの魅力や欠点をまとめてみたいと思います。長くなるので2回に分けて投稿しようとおもいます。今回は主にカメラの魅力について語っていきます。 どのような

          2022年の動画機X-H1①〜魅力編〜