混沌とした世の中で
僕は静かなる光を求めて
62の春を超えて来た
それぞれの季節が教えてくれた
生きるとは変わるという事
若き日の夢は遠くにあっても
心の中にはいつも新しい朝が
僕の足跡は多くの道を作り
それぞれの物語を紡いでいく
僕は峰々を超え
谷を渡り
星々に願いを込め
高きに登り深く息を吸おう
僕は知っている
世界は
宇宙は
人の頭の中は
無限に拡がっているということを
僕はこれ迄どれだけの自分を失って来ただろう
けれども僕は自分の宿命を受け止めて
迷いながら
漂いながら
今という時を踏みしめて
生きたい