L-グルタミンをサプリメントで摂り入れるための情報をお伝えします
1・看護師に必要なグルタミンの量
ストレスフルな看護師には、グルタミンを食事からの補充だけでは到底足りません。(詳しくは前の記事をご覧ください。)
そもそも食事に含まれるグルタミンはごく僅かで、通常グルタミンは自分の筋肉を分解して捻出しています。
ただでさえ看護師は低血糖や精神的ストレスによる体蛋白の異化亢進がありますから、サプリメントで採り入れていただくことをおすすめします。
2・グルタミンの選び方
看護師の疲労に補填する量と考えますと、最低でも毎日5gは摂取していただきたいので、カプセルやタブレットではなく粉の商品をおすすめします。
1)California Gold Nutrition, L-グルタミンパウダー、AjiPure(アジピュア)、グルテンフリー、454g(16オンス)
こちらの商品はコスパが良くて人気ですが、いつも補充されたその時間で売り切れてしまうことが多いです。
味はすこ〜しグルタミン特有の感じが濃いのと、溶けづらいです。
グルタミンは全般的に完全には溶けにくいんですけど、これはその中でも溶けにくい印象です。
2)NOW Foods, スポーツ, L-グルタミンパウダー, 1kg(2.2ポンド)
こちらの商品は、在庫切れが少なくて助かります。
味も薄めでCalifornia Gold Nutritionと比べると溶けやすいです。
残念なのは、付属のスプーンが付いていないことですね。
キッチンスケールの小さじ5gでは5gにはなりませんので、こちらをお買い求めの際は一度計量してからご活用ください。
大体小さじ大盛り1杯で5gになるかなと思います。
3)Jarrow Formulas, L-グルタミン粉末、1,000g(35.3オンス)
こちらの商品も品切れが少ないです。
味や匂いが最も薄くて飲みやすいという評価が多い商品です。
4)Thorne, L-グルタミン粉末、513g(18.1オンス)
こちらの商品は群を抜いて高額です。
それもそのはず?分子栄養医学のクリニックの医師が、「iHerbの商品でグルタミンを選ぶなら最低でもこれにしてほしい。」というほど信頼のブランドなのです。
個人的には溶けにくさはNO1だと思っています。(品質改良していたら失礼!)
5)Doctor's Best, ピュアL-グルタミンパウダー、300g(10.6オンス)
こちらの商品は、量が300gと少なめです。
私のクライアント様は味や溶けやすさでこちらを好む方が結構います。
ここでご紹介したグルタミンサプリメントはほんの一部です。
iHerbでは他にもたくさんの商品がありますので、ぜひ覗いてみて下さい。
3・グルタミンの摂取方法
1日5g(付属の匙に1杯)は摂取してほしいのですが、まずは3g程度から始めて下さい。
毎日3gで便秘にならないことを確認してから5gに増やして下さい。
溶解は水か、プロテインを飲んでいる方はプロテインに加えてもOKです。
水で溶解する場合は、200mlを下回らないようにして下さい。
Lグルタミンはタンパク質ですので、熱で変性しますから、必ず常温の水で溶解して下さい。
概ね溶けにくいですので、攪拌しながら最後まで飲み切って下さいね。
4・グルタミンの注意点
なぜ溶解する水が200mlを下回らないようにして欲しいのかと言いますと、グルタミンは腸内で水分を取り込む性質があるからなのです。
ある程度の水分と共に摂取しないと、腸内の水分が持っていかれて便秘になってしまうことがあります。
肝臓機能や腎臓機能に問題がある方、自閉症やADHDの小児には禁忌です。(未成年への使用には医師にご相談ください)
5・便秘の方には
お手持ちの緩下剤で調整して頂くのも良いですが、最低でも2日に1回の排便が無い場合は、まずはグルタミンをサプリメントで摂取せず、ボーンブロスから摂り入れられることをお勧めします。
ボーンブロスとは鶏ガラなどでとったスープのことです。
このスープの中にはグルタミンだけでなく、グリシンやプロリンなどの粘膜修復アミノ酸がたっぷり含まれています。
お酢を使って作ることがポイントで、そうすることで骨髄からたくさんのコラーゲンを引き出すことができます。
クックパッドなどで、基本的なレシピを探すことができます。
2〜4時間水を継ぎ足しながら煮込むと質の良いものができます。
(圧力鍋をお持ちであれば時短可能)
冷凍保存ができるので、お休みの日に一気に作ると良いですよ。
グルタミンサプリメントの代わりにお使いになる場合は、1日2回原液にしてスープカップ(お椀)に1杯摂取します。
もちろん具を入れたり味付けをして頂いて良いのですが、具が多すぎてボーンブロスを残すことの無いようにして下さい。
自閉症やADHDのお子様にも安心して摂取していただけます。
6・上級者向けの使い方
以下の内容は、自己責任に基づいて一定の自己管理が必要な摂取方法となります。
私が実際に摂取している方法であり、セラピーでも提案しています。
よく読まずに採用してしまうと危険な面がありますので、安全策として有料記事とさせていただきます。
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