1人2役勉強法
仕事の休憩時間。
ぼんやりYouTubeを眺めていると、1つの動画が目に止まった。
今日はその動画での学びをnoteを読んでくれているあなたと共有したい。
プロフィール
休憩時間に偶然出会った1本の動画
ぼくは今、長崎のスタートアップで新卒1年目の正社員として働いている。
今日は在宅勤務で、お昼休憩の時間帯にテキトーに切った野菜を貪りながらYouTubeを見ていると、一つの動画が目に止まった。
それがこれ👇
数年前に大ヒットした『ビリギャル』のモデルとなった、小林さやかさんのYouTubeチャンネルに上がっていた動画。
一番印象に残ったのは、坪田先生が紹介していた「コミュニケーションの練習方法」だった。
1人2役で会話を復習する
坪田先生が行っていたのは、1人2役を演じて会話を復習するというもの。
日常の他愛もない会話の中で、
「あの時こう言えばよかったな」
「こういう風に伝えることもできたな」
そういう、後から振り返ったときにモヤモヤが残る場面を切り取って、もう一度1人で相手役と自分役になりきって、その時のシチュエーションを思い出しながら納得がいくまで1人で話す。
それを繰り返すことで、次に同じような会話になったときに、自分が言いたいことを全て伝えられるように準備をしていたのだそうだ。
(いやー、塾の先生って普段の会話まで復習するのか笑、スゴイなぁ)
実はコレ…
この動画を見たときは、普通にスゴイなぁーと感心していた。
だけど、仕事が終わってからふと思った。
「あれ?コレって自分もやってない?」
そう。実はこの習慣、ぼくも無意識に取り入れていたのだ。
1年半前、友達から勧められて『Hellotalk』という言語学習アプリで、英語のスピーキング練習を始めた。
始めた当初のぼくは、いわゆる”受験のための英語”しかできなかった。
だから、当然ネイティブの人と話をしても自分の口から言葉が出てこないし、頑張って説明しようとしてもうまく伝わらないことばかり。
後からその会話を振り返ったときに、
「あれ言おうと思ってたのに忘れてた…」
「もっと良い説明の仕方あったよな…」
そんな悔しさが残ることが多かった。
そこで、毎回話し終わった後に、
「どう言えばうまく伝わったのかな?」
「なんで答えられなかったんだろう?」
と会話を思い出しながら、
「今ならどういう風に伝える?」
と自分に尋ね、1人でブツブツ話すようにしてみた。
ときにベッドに転がりながら、ときに夜道を散歩しながら、またときにはシャワーを浴びながら、ひたすら独り言英会話を繰り返していた。
(実は、もう2年近く話しているインド人の友達から、「Eiwaはよく自分と話をしているよね笑」と笑われたこともあった。)
そうやって、無意識にそれができる様になってきた頃、少しずつ自分の口からスームズに言葉が出てくるようになっていることに気がついた。
「あれ、なんか最近、会話スムーズじゃない?」
そう思えてから、外国人と話をするのがどんどん楽しみに変わっていった。
その積み重ねがあったからこそ、今では自分でVoice Roomを開いて、3〜4人の外国人と同時にコミュニケーションをとれるようになっている。
最後に
英語を勉強するようになって特に思うのは、どれだけ英語の知識が増えても、自分の中に答えを持っておかないと、何も伝えられないということ。
自分の意見があるから、初めて自分の口から言葉が出てくる。
言葉が出てこない原因が、ただ伝え方の問題なのか、それとも自分の意見を持てていないことが問題なのか。
どちらにせよ、今日紹介した「独り言1人2役勉強法」はかなり有効だと思う。
初めて聞かれた質問に、瞬時に自分の意見を的確に答えられるのがベストではあるけど、いつもそんなにうまくいくわけじゃない。
特に、ぼくみたいに頭の回転が早くない人は、失敗した後が本当に大切。
うまく伝えられなかったことを、次に同じ質問をされたときのために振り返り、答えを準備しておく。
そのストックの量が、結果的に伝え方の上手さに影響してくる。
ぼくはそう思うから、これからも英語に限らず、日本語の会話においてもこの方法で自分の中の答えを増やしていく。
凡人は準備と努力の量で勝負するしかない。
それを忘れず、明日も今日の自分を超えていこう^^