意思は弱い、願望は強い。
今日は学校帰りに電車の中で読んでいた本から得た学びを、あなたと共有したい。
プロフィール
今日読んだ本
ぼくが今日読んだ本は、講演家・岡崎かつひこさんの『お金に困らない人が学んでいること』。
Kindleでオススメに表示されていたので、なんとなーくダウンロードして読んでみた。
この本から得た学び
全体の7割ぐらい読んだ中で特に印象に残った2つのことを、今日はあなたと共有したい。
01. 「自分ストーリー」はお金になる
1つ目は、「ストーリー」の重要性について語られていたこの言葉。
「自分ストーリー」はお金になる。
マーケティングにおけるストーリーの重要性については、SNSを運用している中で痛いほどわかっている。
だけど、それを自分の人生に当てはめて考えてみたことはなかった。
スタンフォード大学のマーケティングおよび心理学専門の教授ジェニファー・アーカー氏の研究によると、ストーリーがあることで、事実や数値の羅列よりも最大で22倍も記憶に残りやすいことが明らかになっている。
脳は事実の羅列よりも、ストーリーを求めているのだ。
だから、岡崎さんは人生で最も価値があることは「経験」だと考えている。
より多くのことを経験し、自分の口から語れる事を増やしていく。たくさんの失敗をして傷だらけになってみる。
想像してみて欲しい。
あなたが60歳になった時に、若い頃の経験を何も語れないような自分だったら、どう思うだろうか?
きっと、挑戦しなかった自分の過去を悔い、周りの人間の目にもあなたは魅力的に映らないだろう。
今の自分には、どんなストーリーが語れるだろうか?
ぱっと浮かんだのは、先日noteにも書いた「プレゼンでの失敗」。(まだ読んでいない人は、ぜひ読んでみて欲しい。)
自分が一番苦手とするプレゼンに、自分の意思で挑戦し、見事に失敗した。
全力で挑み、できる限りの準備をやりきった末の失敗。
当日は涙が出そうなくらい、とにかく悔しかった。
この悔しさを、ぼくが変わるキッカケにする。そして、誰にも負けないくらいの「伝える力」を身につける。
そうしたら、ぼくの失敗は人生の資産になる。このストーリーを現実にするために、努力を積み重ねていく。
02. 「意思は弱い、願望は強い」
こんな経験はないだろうか?
ダイエットをするために、ケーキを食べないようにしよう、ケーキを食べないようにしよう、と思えば思うほどケーキが食べたくなってくる。
タバコは健康に悪いから、タバコを吸わないようにしようと思えば思うほど、タバコを吸いたくなってくる。
このように、否定形を使って自分の行動を制約しようとしても、ケーキをたべたい、タバコを吸いたいという願望の力に負けてしまう。
じゃあどうすればいいのか?
それは、否定形を使わずに、自分の願望を描くべきなのだ。
もしタバコをやめたいのなら、タバコを辞めることよりも、「その先にどんな状態を手に入れたいか」をイメージすること。
子どもの健康のためとか、タバコ代を節約して家族のために使えるお金を増やすため、などだ。
だから、何かをやろうと思ったときは、達成するために必要なノウハウを語るべきではなく、それよりも「それができるようになったら、何ができるのか」「どんな未来が手に入るのか」を描くことが大切なのだ。
ぼくは、これまで新しいことを始める時に、目の前の知識を吸収することで精一杯になって、なぜそれを学んでいるのかわからなくなることが何度もあった。
そして、そういう時はだいたい中途半端なところで辞めてしまう。
ずっとこの原因がわからなかったけど、今やっとわかった。
「目的を忘れて、手段がゴールになっていた」からだと。
これからは、自分がそれを身に着けた先に「どんな未来が待っているのか」を想像しながら、新しい学びを楽しんでいこう。
その未来にワクワクしながら、人生の偏差値を爆アゲしていく!
最後に
なんとな〜く手にとった本だったけど、ココには書ききれないくらいたくさんの学びがあった。
今日の学びを人生の資産にするために、今日から実生活に落とし込んでみる。
同じ本を読んでも、読む人によって記憶に残る場所は違う。
ぜひあなたもこの本を読んで、学びをシェアして欲しい。(アフィリエイトリンクじゃないです。ぼくはPrime Readingで読みました^^)