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大学生がスタートアップのピッチイベントに参加した話

今日は22年の人生で、はじめてスタートアップ経営者のピッチイベントに参加した。

起業家のプレゼン、その後の懇親会での交流を通して感じたことを、忘れない内にココに残しておきたい。

プロフィール

長崎生まれ。長崎育ち。
2000年生まれの22歳。
大学4回生。身長167.8cm。
2021年10月 地方・長崎のスタートアップで長期インターンを開始
2021年12月 社長登壇イベントの企画・集客・運営・司会
2022年1月 メインサービスのSNS運用を任せられる
2022年4月 本格的にInstagramの運用を開始
2022年9月 Instagramフォロワー5000人&売上300万達成
2022年11月 ハッカソンでピッチ(惨敗)
2022年11月 インターン継続中〜

参加したイベント

今日ぼくが参加したのは、株式会社十八親和銀行と長崎県(大石賢吾 知事)とが連携し開催された、長崎県内の新たなビジネス創出を支援する「ミライ企業Nagasaki2022」というピッチイベント。

長崎県庁で行われたこのイベントには、長崎県内のスタートアップ経営者やVC・投資家らが参加していた。

チャレンジ部門でプレゼンを行った5人

チャレンジ部門では、起業を目指す方や起業間もない方がビジネスアイデアの発表を行った。

ここで驚いたのは、プレゼンを行った5人のうち3人は長崎大学に縁がある20代、もうひとりはなんと高校3年生だった。

長崎大学薬学部4年の女性の方は、留学中にインド向けのアプリケーションを開発・実装したり、超有名企業で何社もインターンを経験していた。

その上で自分がやりたいビジネスを形にしようと、今回ピッチに挑んでいた。

また、高校生の彼は、高専に通いながらビジネスモデルを構築し、ピッチを色々な場所で経験しているらしい。

同世代がめちゃくちゃ活躍している。高校生でありながら、投資家と起業家を前にプレゼンしている。

そんな光景が新鮮で、とても刺激的だった。

スタートアップ経営者5人のピッチ

そして、いよいよスタートアップ経営者のプレゼンの時間。

プレゼンを行った5人のうち2人とは面識があったが、残りの3人は今日はじめて認知した。

5人のプレゼンを聴いていてスゴく興味深かったのが、5人のプレゼンの仕方が三者三様だったことだ。(五者五様?)

スライドはシンプルで、観客に身体を向けて熱く語る人もいれば、座って事業内容をひたすら細かく伝える人もいた。

また、すご〜く穏やかな声色でゆっくり話す人もいたし、めちゃくちゃ早口な人もいた。

オモシロイ。

話すスピードや声色、スライドの作り方や伝え方が違うと、こんなに印象が変わるものなのか〜。

イベント後の懇親会

全てのピッチが終了した後は、「ダイアゴナルラン」というコワーキングスペースにて懇親会が行われた。

そこでは、参加した経営者や投資からが名刺交換などを行い、たくさんのつながりが生まれていた。

ぼくもせっかく参加させていただいたので、投資家や経営者、県庁や銀行の方とお話をした。

話していてすごく感じたのは、「自分の事業を持った状態でココに参加したい!」ということ。

今日はインターン先の社長の付添いという立場での参加。

だけど、経営者や投資家の人たちと話をしていると、「自分のビジネスを持っている状態で参加したら、もっとたくさんの学びがあるんだろうなぁ」と何度も思った。

VC(ベンチャー・キャピタル)さんや投資家さんと繋がれて、フィードバックがもらえる環境ってめっちゃ貴重。

「近い将来、ぼくも自分のビジネスを持った状態でココに参加したい‼」

そう強く思った時間になった。

イベント全体を通して感じた「自分に足りない3つの力」

コミュニケーション能力

1つ目は、シンプルにコミュニケーション能力。

ぼくは今回、社長の付添いという立場だったこともあり、懇親会はどういう立ち回りをすればいいのか戸惑っていた。

「経営者は経営者や投資家とつながりたいだろうから、どっかの会社でインターンをやっている学生なんかと関わるメリットはないよな。。」

そう思ってしまって、なかなか積極的に話しかけることができなかった。

そんな時、一人の女性が目に止まった。薬学部のインドに行ってた彼女だ。

彼女は会場に来ていたすべての人と仲良く話をしていた。全員と打ち解けて、肩を組んで話をしていた。

「まじか。。すごいな。。。」

彼女のコミュニケーション能力には、ひたすら感心していた。

もし自分が今日のイベントでプレゼンをしていたら、もし自分がビジネスプランを持っていれば、もっと積極的に話しかけることはできたのかもしれない。

それにしても、彼女の初対面の人と打ち解ける力はもの凄かった。

行動力

2つ目は、行動力。

さっきも触れたけど、チャレンジ部門でプレゼンを行った4人は、自分と年が近い20代。そのうち1人は高校生だ。

ぼくも自分なりに目の前に転がり込んできたチャンスを、積極的に掴みに行く努力をしているつもりだっけど、上には上がたくさんいた。

彼らは既に自分のビジネスプランをもち、ピッチを行い、たくさんの繋がりを作っている。

「スゴイわ。。」

自分がやってることが、めちゃくちゃちっぽけに感じた。

「何やってんだろ、自分」

劣等感を感じると同時に、もっと頑張ろうと思った。

負けてられない。もっと大きな存在になりたい。もっと魅力的な自分でありたい。

そう強く感じた。

本気になる力

3つ目は、本気になる力。

ぼくは今、インターン先でSNSの運用をしている。

今日イベントに参加する前までは、全力で頑張っている”つもり”だった。

だけど、起業家や投資家の方々とお話をしていて、「自分は全く本気になれていないな」と気付かされた。

環境を使い倒すつもりで、頑張っているつもりだった。

全てが”つもり”。実際には全くできていなかったのだ。

まだまだ今の環境でもやれることはたくさんある。自分から動けば得られるものはたくさんある。

もっと頑張ろうと思えた時間だった。

最後に

今日もまた、刺激的な1日になった。

普通の大学生活を送っていたら、絶対に経験できない時間を過ごすことができた。

たくさんの学びがあったし、今の自分の立ち位置もよく分かった。

「自分は何者でもない。上には上がいる。同世代でも自分の100倍スゴい人がいる。彼らと方を並べられるようになりたい。高め合えるような力をつけたい。」

自分のビジネスを持ってあの場に参加できる日は、いつになるだろう。

でも、絶対あの人達と同じ目線で話ができるようになってみせる。

あ〜楽しかった。

頑張ろ。とにかく頑張ろ。

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