ライバルは勝手にいなくなる
昨日は、すごく面白い経験をした。
僕は今、地方長崎のスタートアップでインターン生として働いている。
その会社が来月開催するイベントの協賛企業の社長を招いて、決起集会を行った。
その他にも、長崎で有名なホテルを経営されている社長や、某有名企業の中枢で働いている方も参加していた。
彼らの話はめちゃめちゃワクワクした。
「この人達は、本気で長崎を変えようとしている」
よく居酒屋で、
「だから、長崎はだめなんだよ」
「ココをこうすればいいのに、バカだよなー」
という会話を耳にする。
だけど、彼らは実際に行動して変えようとはしない。
その点、今日集まった経営者たちは、既に行動に移している。「ココをこうしたらいい」を実現しようと、人生をかけて動いている。
それがスゴイ。
だから、話が面白い。
こうやって、長崎で起業した人たちが一つになって、もっと大きなものを作り出そうとしている。
「僕もこういう風になりたい」って本気で思った。
もう一つ、出会う人が自分の人生を変えるという言葉は「事実」だと思った。
彼らは皆、異常に視座が高い。僕たちが見ている何倍も俯瞰的に物事を見ている。
そんな話を聴いているだけで、たくさんの気づきがあるし、学びがある。
自分と同じ環境で生きてきた人とばかりいたら、ゼッタイに視野は広がらない。
僕は本当に恵まれていると思う。1年前にこの環境に飛び込んで本当に良かった。
業務的なところでいうと、もちろん全てに満足しているわけではない。だけど、そんなものは全て忘れてしまうくらいワクワクする経験が出来ている。
感謝しかない。
帰り道、社長の車の中で、こんな話を聴いた。
「ライバルなんて、勝手にいなくなるよ」
20代で起業して15年以上経営者として生きていいる社長の言葉は、とても重く感じた。
新しいことがやりたいと思い立っても、ほとんどが3年以内に辞めていくのだそう。
理由は実にシンプル。
「飽きちゃうから」
ビジネスを大きくしていくには、熱量が何よりも大切。ピンチがきた時に、熱量がないと乗り越えることはできない。
これは、ビジネスに限らず、人生そのものに当てはまる。
そこで、社長が熱量を保つために何をしているのか聴いてみた。
社長の答えは、「続けられない理由を潰していく」だった。
やらないといけない環境を作り出す。
やめられない状態を作り出す。
それが、一つのことを続けるためには必要なんだと教えてくれた。
今日も、たくさん学びがあった。
僕も、彼らと同じ土俵で話ができるようになりたいと思った。
もっと物事を俯瞰的に見る。もっと一つひとつを深く見る。
その積み重ねと、一つのものを極めるという部分を忘れずに20代を過ごしていきたい。
2日目、クリア。