あふれそうに抱える世界の欠片で僕が描く「やりたいこと」とは vol.2
こちらからの続きです.まだ読まれてない方は読んだ後の方が,繋がりなど分かりやすいかもしれません.
まずは簡単に前回のおさらい!
・SNSを少し断って「僕が将来やりたいこと」に向き合う
・世界は夢やワクワクを忘れるくらいに楽しく,忙しく,疲れるもの
・本気で夢中になって,全力で楽しみ,心の底から疲れる一生を送りたい
・「理想の自分」は「確固たる信念を持って,常に何かを学び続け,変わり続けることを恐れない」
今回は,前回の最後に掲げた「理想の自分」について少しお話していきたいと思います.
2."My Vision"の根幹にある思い
僕が掲げた”My Vision”は
「確固たる信念を持って,常に何かを学び続け,変わり続けることを恐れないこと」
これを掲げる理由は
「僕がやりたいこと,僕にしかできないことがあるから」
と言えます.
まずは”研究”について
前回も少し書きましたが,僕は中高生活の多くを研究に費やしてきました.
主に行ったのは物理,数学の研究です.詳しい研究内容については,またいつか書きたいと思いますので,今回はスルーさせて下さい.
いわゆる”情報革命”真っただ中の僕たちにとって,AIにも他の動物にも負けないものの1つは”思考力”だと僕は考えています.
単純に1から100を作り上げることなら圧倒的にAIの方が得意ですし,個々の運動能力や連携力,生存本能などは他の動物に負ける部分が多いかなと思います.
でも,人間は”考えること”ができる.他の動物やAIがまだ及ばないレベルの深い思考ができ,そこから新たなものを創造することができます.
僕にとってそれを最も身近に体験することができたのが,研究でした.
まあ,確かにきついんです.自分の理解の最前線でとにかく自分の無知に立ち向かい続けることは,先の見えないこともあります.どんな結果が出るのか予測できないことがほとんどです.
それでも研究をやりたい.そういう思いが強くなったのは,先日行われたSSH研究成果発表会(ロジックスーパープレゼンテーション)でした.また後日この記事も書きますね.
次に”ふつうの分断”について
これを書くにあたって,欠かせないnoteがあります.それは2020年に爆発的にバズった「この割れ切った世界の片隅に」です.
このnoteを読み,僕の中で抱えていたモヤモヤとする思いが明確な形となって意識できたことを覚えています.
このnoteをきっかけに改めて振り返ると,僕はどちらかというと「ふつう」の分断に「気づいてない」側の人間だったと思います.工作にしろ,童話発表会にしろ,書道,サッカー,勉強などなど,小学生の間は全て小学校の中,広くてもせいぜい町内の小学校だけで完結している世界でした.
そんな僕が何を狂ったのか,中学受験をする!とか言い出して,県立の中高一貫校に通い,小学生までの自分がいかに小さな世界にいたのかを思い知ります.
小学生の僕はその「ふつう」で満足していた.外にある別の「ふつう」を知らなかった.きっともう少し早く気付けていれば,絶対に違う道をたどっていたでしょう.
僕はこのように
・知らなくて選べなかったこと
・知っていて選ばなかったこと
は全く違うことだと考えています.
この2つのギャップを乗り越えて,「ふつう」の分断で奪われる未来をなくしていきたいなという思いを抱えています.
とりあえず,vol.2もこの辺で.次で終われるかなぁ?
おそらく次回で最後!もしよければ読んでみてください!
ではまたお会いしましょう!