【Wine ワイン】Old Hands Sauvignon Blanc Organic / オールド・ハンズ・ソーヴィニヨン・ブラン・オーガニック
温暖な地中海気候南スペイン・ムルシア州のソーヴィニョン・ブラン。
農家が立ち上げたワイナリーで自然な味わい。
楽天
https://a.r10.to/hyNXJ4
■Producer (生産者)
Bodegas la Purísima
■Country / Region (生産国 / 地域)
D.O. Yecla / Murcia / Spain
■Variety (葡萄品種)
- 100% Sauvignon Blanc
■Pairing (ペアリング)
- Paella パエリャ(魚介と野菜、カタツムリのみなど、幅広いレシピがある炊き込み米料理)
- Cardozo カルドソ(だし汁で来を調理したリゾット風の米料理)
■プロフィール
スペイン南東部、地中海に面している。バレンシア、アンダルシア、カスティーリャ・ラ・マンチャの各州と接している。州都はムルシア。
■歴史
カルタゴ人によってカルタヘナの港に地中海交易の拠点が置かれた。イスラム支配時代に藩渡の技術が導入され、野菜や果樹など農業が盛んになった。
■文化
イスラム文化の影響を多く受け、祭りや芸術、音楽、建築こんせきなどにその痕跡が残る。
■経済
果樹、野菜、花の栽培などの農業、マグロの養殖などの漁業、そして観光業。
■気候風土
東は地中海に面しているが、西側にはベティカ山脈があり、州の面積の65%が丘陵や山地になる。地中海性気候で、年間降水量は300〜350mmと非常に乾燥している。ヨーロッパ最大の海水湖マール・メノールがある。
■ワイン生産量
3つのD.O.があり、そのうちの1つのフミーリャは隣のカスティーリャ・ラ・マンチャと州をまたいで共有する。それを含みD.O.P.に登録されるブドウ総栽培面積は24,021ha、総生産量は464,286hℓ。
■主要ブドウ品種
[白ブドウ]
Airén アイレン
Merseguera メルセグラ
[黒ブドウ]
Monastrell モナトレル
■地方料理と食材
Arroz de Calasparra アロス・デ・カラスパラ
(D.O.P.認証のカラスパラの米)
Paella パエリャ(魚介と野菜、カタツムリのみなど、幅広いレシピがある炊き込み米料理)
Cardozo カルドソ(だし汁で来を調理したリゾット風の米料理)
Ñora ニョラ(乾燥赤パプリカのスパイス)
Queso de Murcia al Vino ケソ・デ・ムルシア・アル・ビノ
(D.O.P.チーズ、山羊乳、非加熱圧搾、熟成中赤ワインで洗う)
■主要なD.O.ワイン
Bullas ブーリャス
南部の内陸に入った地域で、南から北にある山地に向かって標高を上げていく。約400m〜1.000mまでの標高にブドウ畑がある。窒素や有機物の含有量は少ないがカリウムに富む土壌。来暖の差が激しく、年間降水量は300mm。モナストレルを主体に赤ワインの生産が多いが、しっかりとしたボディをもつロゼに定評がある。テンプラニーリョのほか、フランス系品種の栽培も認められている。白ワインの生産は少ない。
Yecla イュクラ
北東部に位置。2つのサブゾーンに分かれている。非常に暑い夏と厳寒の冬という、厳しい大陸性気候にあり、年間日照時間は3,000時間で、降水量は300mm。畑は標高400〜800mにあり、石灰質のやせた土壌。主要品種はモナストレル。
Jumilla フミーリャ
ムルシア州の北部とカスティーリャ・ラ・マンチャ州アルバセテ県の南東部にまたがる。標高400〜900mにブドウ畑がある。夏は暑く乾燥が激しく、冬は寒さが厳しい、寒暖差が大きい大陸性気候にある。年間降水量300mm。年間日照時間3,000時間。土壌は石灰質が豊富で表土が砂質。厳しい気候条件と砂質により、フィロキセラ禍の発生は1989年と遅かったが、素早く対処、復興できた。主要品種はモナストレル。アルコール濃度の高い、色の濃いワインになるため、ブレンドに多く用いられていたが、最近はこの品種単体表示のカーボニック・マセレーションによる軽やかな若飲みワインや、樽熟ワインなどもある。モナストレル単一のものからカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしたものなど、タイプも色々ある。
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参考資料 日本ソムリエ協会教本、隔月刊誌Sommelier
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