【Wine ワイン】TailleventBeaujolais Villages Nouveau Vieilles Vignes 2021
【Wine ワイン】Taillevent
Beaujolais Villages Nouveau Vieilles Vignes 2021
パリのレストラン「タイユヴァン」用ボージョレ・ヌーボーしかも"Vieille Vignes(古木)"
https://a.r10.to/hDtJgy
■Producer (生産者)
⁃ Taillevent
■Country / Region (生産国 / 地域)
⁃ Beaujolais / Bourgogne / France
■Variety (葡萄品種)
⁃ Gamay
■Pairing (ペアリング)
⁃ Coq au Vin Rouge
⁃ 照り焼き
■ボージョレ地区 Beaujolais
マコンの南からリヨンの北まで約55kmにわたり続く地区で、主に、ガメイ種からの赤ワインが造られる。マコンのすぐ南から始まる北部は、花崗岩を基盤とした丘陵地帯で、ガメイ種に特に適しており、自らの村名を名乗る10のA.O.C.が続き、クリュ・デュ・ボージョレと総称する。その周囲にボージョレ・ヴィラージュの畑が広がる。南部は北部より土壌も肥沃で平坦な部分も多く、広大なA.O.C.ボージョレの畑である。11月の第三木曜日に解禁となるボージョレ・ヌーヴォーは、ボージョレの生産量の約1/3にあたり、A.O.C.ボージョレ・ヴィラージュとA.O.C.ボージョレで造られる。日本はボージョレ・ヌーヴォーの最大の輸出先である。
■土壌
北部は花崗岩で、高い場所は結晶質の岩石からの軽い土壌。南部は粘土石灰質と砂岩。
主要なA.O.C.ワイン
ボージョレBeaujolais(赤、ロゼ、白)
ボージョレ・シュペリュールBeaujolais Supérieur(赤)
A.O.C.ボージョレ・シュぺリュールはA.O.C.ボージョレよりも最低アルコール度数の規定が高い。ボージョレ+コミューン名(赤、ロゼ、白)
規定の条件を満たした場合、指定されたコミューン名を付記できる。
ボージョレ・ヴィラージュBeaujolais Villages(赤、ロぜ、白)
ボージョレ地区北部の38のコミューンが名乗ることができる。土壌に砂質が含まれ、ブドウを暖め、成熟させる。このためA.O.C.ボージョレよりも肉付きがしっかりとしている。生産量の3分の1は、ボージョレ・ヌーヴォーである。
[クリュ・デュ・ボージョレ]
Saint-Amour サンタムール(赤)
Juliénas ジュリエナス(赤)
Chénas シェナス(赤)
Moulin-a-Vent ムーラン・ア・ヴァン(赤)
Fleurie フルーリー(赤)
Chiroubles シルーブル(赤)
Morgon モルゴン(赤)
Régnié レニエ(赤)
Brouilly ブルイイ(赤)
Cótede Brouilly コート・ド・ブルイイ(赤)
この中で、ムーラン・ア・ヴァンとモルゴンは、特に熟成能力にすぐれたワインである。ムーラン・ア・ヴァンは、花崗岩砂層で、マンガンの鉱脈が入り込んだ土壌で、しっかりとした造りの複雑なワインが生み出される。モルゴンは、片岩と古い火山岩の土壌で、力強く、肉付きのあるワインが生まれる。また、レニエは1988年にA.O.C.に昇格した、クリュ・デュ・ボージョレの中では最も新しいA.O.C.である。
■ヴァン・ド・プリムール Vin de Primeur / Vin Nouveau(新酒)
ヴァン・ヌーヴォーPrimeur(プリムール)とはNouveauと同義語で新しいという意味である。野菜や果実では旬の前のものが「走り」と言われるように、ワインにおいてもヴァン・ド・プリムールはまさに「走りのワイン」である。ヴァン・ド・プリムールの規定が確立されたのは1967年11月15日。ボージョレ・ヌーヴォー(ボージョレ・プリムール)がフランスでは特に有名だが、右の表のとおり新酒は、各地で11月第3木曜日からの販売が許可されている。販売に際しては、ラベルに収穫年を表示しなければならない。
参考資料 日本ソムリエ協会教本、隔月刊誌Sommelier
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