新NISAスタートにおけるアドバイザーの必要性について
新NISAの発表でこれからどんどん貯蓄から投資へ流れていく人が増えることと思います。
年間投資枠が360万円、生涯投資枠が1800万円と大幅に拡充されました。
1800万円の枠をいっぱいに使うとどのくらいのリスクがあるのか。
もし仮に65歳を迎えた時に新NISAに1800万円の株式投信があってこれを取り崩すとします。
※株式投信はMSCIコクサイに連動する外国株式
20年リターンは9.7% リスクは18.7%
当然株式市場は常に上がったり下がったりするわけです。
そうすると1年間でこれだけ振れ幅が出てきます。
この上がっているときと下がっているときの心理はどのような状態なのか。
下がっているときは当然持ってたらまだ上がるから今は売りたくない。という心理が働いてきます。
では上がっていたらどうか。上がっているときは持ってたらまだ上がるから売りたくないという心理が働きます。
あれ???
いつ売るの?
そしてリーマンショックのような大暴落時には2年3年という長い期間下落を続けます。そして徐々に半分以下になっていく。。こんな暴落時にはどんな心理が働くかというともうこんなストレスは嫌だ。とか、もっと下がるかもしれないから売却してしまおうとなります。そして大体多くの人が売却し損を確定し終わった後にひゅるひゅると上がっていく。株式相場ってそういうものですよね。
この対策としては大きく2つ
1,株式以外の資産の保有。債券等をポートフォリオに組み入れて下落の緩和をする。
50代くらいは株式の比率は徐々に下げて債券を組み入れる。
2,スタートから資産形成時、取り崩し期間も含めてアドバイザーをつける。
豊かな老後生活の為にやってきた資産形成でも先に書いたように人間の欲は想像を超えてきます(笑)
私も過去にビギナーズラックで個別株投資で100万円の投資資金を数か月で200万円にして天才かもしれないと思い、その後200万円で買った株式が40万円まで下落しました。スマホゲーム関連会社の株です(笑)
信頼できるアドバイザーを早くに見つけることが重要だと考えます。
皆さんにはアドバイザーがいますか?
恐らく多くのご家庭の場合お金のことを相談しようと思ったら
保険屋さん、銀行窓口、証券窓口、ですよね。
なんでバラバラなのでしょうか。それぞれの利害もバラバラです。
これを一本化してアドバイスできるアドバイザーを見つけることが新NISAを活用して豊かな老後生活を送る第一歩ではないでしょうか。