悲報!楽天証券がついにクレカ積立まで改悪!どうすればいい?
こんにちは。
昨日楽天証券から、
「2022年9月買付分から一部の楽天カードの投資信託の積立でもらえるポイントが、1%から0.2%に改悪される」
という発表がありました。
結論から話をすると、今回に改悪は最悪の改悪です。
楽天証券のメリットがほぼなくなってしまいました。
ここから詳しく解説をしていきたいと思います。
・一部の投資信託とは
この一部の投資信託とは、信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料が0.4%未満のものとなっています。
券会がたくさんの手数料を取れる投資信託を積立してくれる人にはこれからも1%のポイントを付与します。しかしコストの安い証券会社が儲からない投資信託を積立している人のポイントは0.2%にするということです。
ちなみに、つみたてNISAなどで人気の「eMAXIS Slim米国株式(S$P500)」は、信託報酬が0.0968%、販売会社が受け取る手数料が0.00374%なので0.2%に改悪です。満額の50,000円積立を行なっている人は、毎月の獲得ポイントは500ポイントから100ポイントに減ります。
大抵の人は、全世界株式や全米株式のインデックスファンドに投資していると思いますし、金融庁の審査の通った優良な投資信託だけを購入できるつみたてNISAで購入できる投資信託もほとんど改悪対象です。
・楽天キャッシュ積立
楽天カードが改悪されるタイミングで楽天キャッシュ積立が新たに始まります。
楽天キャッシュとは、楽天の電子マネーのようなもので、楽天Payアプリを利用している人には馴染みがあるかもしれません。
楽天キャッシュ残高から楽天Payで支払いをすると最大1.5%の還元が受けられます。
内訳は、
・楽天カードから楽天キャッシュにチャージするときに0.5%還元
・楽天Payで支払いをしたときに100円決済ごとに1ポイントがもらえる(1%還元)
です。
楽天キャッシュの残高から投資信託を購入することで、0.5%のポイント還元を受けることができます。
さらにキャンペーンで楽天キャッシャから楽天証券で投資信託の積立を行うと0.5%の還元が受けられます。
合計1%です。
しかし、”2022年12月までは”です。
2023年1月以降は、0.5%還元になります。
月50,000円の積立を行なっている人は、楽天キャッシュ積立に変更すれば月250ポイントが得られるので、楽天カード積立よりはマシです。
還元率0.5%だと、SBI証券の三井住友ナンバーレスカードでの積立と同じ還元率になります。
三井住友ナンバーレスカードについては以下の記事で解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
じゃあこれからどうすればいいのか。
2021年の年末の楽天証券の改悪で、投資信託の保有額に対してのポイント還元が改悪されてしまいます。
この改悪があっても、今までは、購入額の1%還元というのがあったので、保有額に対してのポイント付与がSBIの方が高いとはいえ、初心者がつみたてNISAを始めるにあたっては楽天証券も優良な証券会社でした。
しかし、今からつみたてNISAを始める人が楽天証券でつみたてNISAの口座を開設するメリットはもうありません。
SBI証券で口座開設をし、つみたてNISAを始めるのがいいでしょう。
すでにつみたてNISAを始めている人は、今年分の口座の変更はもうできないので、来年2023年分からSBI証券につみたてNISA口座を切り替えるのがいいと思います。
2022年いっぱいは、楽天キャッシュ決済のキャンペーンに乗っかれば1%還元を維持できます。
2023年分のつみたてNISA口座の変更申請は10月から申請可能なので、忘れないようにしてください。
以上、楽天証券のクレジットカード積立の概要について解説しました。
このたかがポイントを多いとみるか少ないとみるかは人それぞれですが、長期での運用が前提のつみたて投資では、決して見逃せないポイントだと思います。今後も何か情報がありましたら発信していきます。
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