(公式)SUKEPAPAのゲームレビュー VOL.1
おはようございます、SUKEPAPAです。
ここ数年は、雑誌やネットメディアでゲーム関係の寄稿をさせていただいているのですが、時代は変わってきていて、個人でもnote等で発信すれば拡散力は多少違えど結果は同じじゃないか?! と考えまして、noteにて「自分が生まれてきてから遊んできたゲームの数々」のレビューをしていきます。
また、画面写真などよりも文章が多めですので、じっくり読んでいただける、読み物が好きな方には向いているかかもしれません。
『パラシュート』(任天堂)PARACHUTE 1981年6月19日発売
小学校2年くらいの時に成田空港で買ってもらった。
僕は父の妹がアメリカの人と結婚していて、帰国する時に空港に迎えにいった際、成田空港内のお土産屋さんのようなところでショーウィンドウ中で美しく並んでいたのに惹かれておねだりした記憶があります。この時、定価で購入したのかは分かりませんが、定価の6000円は当時としてはかなりの高額!
ちなみに、1981年の大卒初任給は約11万円ですので、父は相当痛い思いをして買ってくれたのだな……と今は思っています。(父はサラリーマンではなかったですが)
ゲーム&ウオッチはこのワイドスクリーン(横長のやつ)以前は、シルバーシリーズ、ゴールドシリーズという小型の胸ポケットに入るくらいの大きさで発売されました。そもそも、ゲーム&ウオッチの販売ターゲット層は電車で通勤するサラリーマンだったので、胸ポケットに入る大きさ〜になりました。しかし、少年誌、少年漫画誌等でも取り上げられ、次第に大人だけでなく少年少女たちも憧れるホビーに成長!
※ちなみに『ボール』が第一弾(のちにクラブニンテンドーの景品として復刻)
※クラブニンテンドー サービスは2015年9月30日に終了しています。
↓ボールはこの復刻にも収録されています。
『パラシュート』のゲーム内容ですが、なんらかの原因で椰子の木(?)の上に知事着したヘリコプターから乗組員が次々に海に飛び降りてくるのを海上のボートで受け止めるというものです。これはシルバーシリーズの名作『ファイア』の「飛び降り受け止め系」の続編的な存在となっています。
プレイヤーが操作できるのは「ボート」。
左右、中央の3箇所を左右のボタンで動かし人を受け止めます。最初は1人ずつ落下してくるのですが、次第に2人同時、3人同時と、一体ヘリコプターに何人乗ってるんだよ! 的な感じで攻めてきます。また、降りてくる人を1人でも海に落としてしまうとミスとなり、3ミスでゲームオーバーとなります。
ちなみに、絶対にミスになるパターンはないので慣れてしまえばどいつを先に助ければ良いのかがわかってきます。
また、ゲーム&ウオッチのほとんどは「音」がすげえ大事です。
人を受け止めると「ビッ」という音がするのですが、見た目よりこの音で判定を確認した方がいいレベル。特に、500点を超えたくらいからは、より見た目よりも音での判断が大事になってきます。
ゲーム&ウオッチ全体に言える(例外もあります)のが、100点前の90点くらいから、200点前の190点前後から難易度(スピード)が上がってきて、100点、200点のキリ番に到達すると一度スピードが落ちます。
なのでゲーム&ウオッチをプレイしていると、キャラクターの動きを常に見るのと同時にスコアも意識し、「今、368点だからもうすぐ早くなる!400点までがんばれ自分!」というプレイになってくる。
ゲーム&ウオッチには(初期のファミコン作品でもありますよね)game Aとgame Bモードがあり、少し違った楽しみ方ができる。このパラシュートにはゲーム性をある意味でひっくり返してしまう、「game B」モードがありまして……。
前述した『ファイア』ですと、「game B」ではビルの上からだけでなく、ビルの中央から飛び降りる人が現れるのですが、本作ではなんと、ヘリから飛び降りてきた人がたまに……。
「木に引っかかる」……。
そして、左右にゆらゆらして、突然木から飛び降りてきます。
これ、マジで怖い。
いつ木から落ちてくるか分からないので、プレイヤーは常に右の木の下を意識しつつ、中央と左に降りてくる人を受け止めなければいけない。
僕はこのパラシュートの真髄は「game B」にある! と断言していますw
ちなみに、画面の絵的にボート周辺の海を泳ぐサメが印象的ですが、このサメは受け止め損ねた時だけの演出でしかないので、ゲーム中はサメを意識する必要はありません。
最後に本作をプレイしている時の音を文字で表現します。
コ、コココココ、ビッ、ココ、コココココココ、ビッビッ、ココ、ココココココ、ビッ、ココココ、ビービ、ビ、ビ、ビー
お読みいただきましてありがとうございます。
もしよろしければ100円程度でもサポートをお願いいたします。
それが次回に続いていく糧になります。
ちなみに、今後はゲーム&ウオッチ以外の電子ゲーム〜ファミコン〜へ進んできます。
SUKEPAPA
いつもSUKESANの記事をお読みいただきましてありがとうございます。