普通のゲームファンはあまり知らない?「〇〇in1ソフト」という闇の存在。の法則
おはようございます、SUKESANです。
今回はちょっとアレかもしれないゲームのお話。
主に、コンシューマーゲームをプレイする際、今でこそダウンロードでソフトを購入もできるようになりましたが、昔はもちろん今でもお店でパッケージを購入するのが当たり前ですよね。そして、そのソフトにはその一本のタイトルしか収録されていないのが当然なんです。※ナムコミュージアムとかそういうのは除く。
が、世の中は広く、一本のカートリッジに数本〜数千本(これ後で話します)が収録されているものが存在し、しかもその値段は格安で普通に一本お店で買うより安いものがあることをご存知でしょうか?
このカセットは僕が知るにファミコン後期からアジア圏、特に中国、台湾、タイあたりで生まれ始めました。まあ、生まれるというハッピーな言葉を使って良いのかは疑問ですが……。驚くべきことに、当時この国々に住んでいた方々にとっては、そもそもこれらが「海賊版でアカンやつ」という認識がなかった(人によりますが)と言います。
逆にいえばそれほどまで流通していたということなんですよね。
さて、もちろんこの存在はグレーどころか完全にアウトな商品なのですが、ソフトメーカーとしては「いちいち訴えていられない」(中には訴えたケースもあります)のと、時代の流れで……という部分もありグレーな感じで今もなお一部で売られています。
in1ソフトは「インワン」と呼び、〇〇in1の〇〇の部分には収録タイトル数が入るのが通常です。前述しましたが、5in1などの可愛いものから、数千、数万というのまで存在します。が、数千レベルになってくると、同じものが何個も収録されていたり、普通に「嘘」だったりもします。
そういった「怪しい」部分がある意味でのパチモンマニアの心を妙にくすぐり、昔からこの手のパチモンin1ソフト愛好家もたくさんいらっしゃいます。
また、一部ではキャラを差し替えた変なオリジナルゲームもあったりと、確かに変な魅力があるのは間違いないでしょう……。
例えるなら、ゲームソフト界の同人誌?(同人誌はコピーではないですが)に近い、変な魅力に近いかも?
僕も以前、もう25年くらい前に秋葉原の怪しい露天でファミコンのものを購入した記憶があります。また、8年くらい前に海外のオークションサイトでSNES(海外版のスーファミ)本体を購入したらなぜかスーファミ100in1が同梱されていました(プレゼントですね)。
個人的な考えとして、正義のSUKESANを演じるのなら、断じてこのようなソフトそ存在は許せん! と言うところですが、やはり時代もあり、いくらでもROMがネット上に落ちている現代においての部分と、変な遊び心的な部分を考えると、まあこれはある意味の文化とも言える……? と思ってしまう面もあります。
ちなみに、ここ10年くらい前からゲームセンターでもゲームを選べる基盤が稼働していますが、これも実はアカン奴の仲間です。
皆様はどうお考えになりますでしょうか?……。
SUKESAN
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