これだけ情報があってもまだ「お金あげます、プレゼントを本気にして詐欺に引っかかる人がなぜ!いるのか?」の理由の法則。
おはようございます、SUKESANです。
本当に不思議だな、と思う一方、「まあ、だから存在するんだよなぁ」と思うのが、お金プレゼント! だったり、配ります! または、アマゾンギフト券プレゼントの類の詐欺に引っかかる人が減らないということです。
まず、知っておかなくてはいけないのが、あれだけメディアで、いわゆる「オレオレ詐欺」(主にお年寄りをターゲットにしたもの)が危険です! と報道されても、それでも一定数毎日毎日引っかかってしまっている人がいるという事実……。
人から見ると、「いやいや、そんなの普通引っかからないでしょw」と思っていても人というのは「本人が気がついていないからこそ騙されている」ということなんですよね。例えば、宗教で明らかに理不尽な高額なツボなどを買わされているのに、本人はそれをなんとも思っていないですし、それを自分の幸せのためだと思い込んでいるのですから、これはもう止められません。
それでは、どうしてこの手のお金配り系のものの100%が詐欺だと言い切れるのかをお話しています。
まず、大前提で考えてください。
お金を配る、札束云々と書いている人は、そもそも何故その行為をしているのでしょうか? SNSに登録し、お金を配ります! というのは明らかに「労力」ですよね。労力を使ってまで人にお金を上げる。そんな意味のない行動のどこに意味があるのでしょうか? その時点でここの大きな矛盾があることは90%の方は気がつくと思うんです。が、それでも残りの10%の人は気がつかない。その矛盾に。
また、こういったお金配り系の人の特徴は、
●一度破産し、今は年収数億に〜とかのパターン
●お金は投資で儲けたのですが、今、重病で長くないとか言い出す
●高級車とか豪邸の写真をアップするパターン
●モデル、セクシー系の餌で釣るパターン
と、他にもキリがないほどあります。こういう連中の中でももう飽和状態、棲み分けができないくらいの状態になっていて、例えると、初期のYouTuberと似ていまして、最初はやる人間が少なかったのが、簡単に稼げると「勘違い」した連中が参入してきて飽和状態になっているんです。
一応、上記したパターンのネタバラシをします。
●一度破産し、今は年収数億に〜とかのパターン
シンプルに作り話です。自分にストーリー性を作ることによって、元悪でしたが今は学校の先生で真面目です的なギャップを作り興味を引きます。
●お金は投資で儲けたのですが、今、重病で長くないとか言い出す
これも嘘です。重病だというのでしたら、診断書を出せばいいわけです。診断書の捏造は重罪になりますので、それができません。
●高級車とか豪邸の写真をアップするパターン
これは、全て「レンタル、合成写真」です。少し調べればわかるのですが、豪邸はレンタルスタジオ、車ももちろんレンタルですが、今はこういう連中専門のレンタルがありまして「わ」ナンバーじゃないパターンもあります。
●モデル、セクシー系の餌で鶴パターン
本人も詐欺に加担しているか、お金で雇われた女性が演じています。
追伸 また札束もレンタルです。詐欺集団はこれをお互いに使い回すことをしています。
では、こういう詐欺集団は何が目的でSNSを使って拡散、募集しているのか?
まずは、この画像をご覧ください。
まず、この画像を「しっかりと読んで理解しよう」と思わない人がカモとして通過したと思ってください。つまり、自分が個人情報を人に教えてしまったらどうなるのか? とちょっと先のことを計算できない人が次々に引っかかっている。
最後になりますが、まず、自分に置き換えて考えて欲しいんです。もし自分が「必ず儲かる商材」、そのセオリーを知っていたら人に教えますか? 宝くじ売り場の目の前にいて、もし当たりが判別できる能力を持っていたらそれを人に教えますか? 本当に単純は話なんです。
そして、こういう詐欺集団の元締めはヤクザ、暴力団です。
今は、表向きは爽やか、かわいい、イケメンインフルエンサー!的にSNSやYouTubeをやっている人間の裏には、このような詐欺商材があるのを何度も見てきました。彼らにはノルマさえあり必死です。それくらいもうギュウギュウの世界になってしまっているんです。なので、逆にどんな手を使ってでも一般人を騙してきます。
人間、簡単に儲かる話なんて絶対にありません。だから毎日みんな必死に汗かいて頭を使って1円のために働いているんです。
詐欺集団に騙されてしまう、というのは、逆に言えば、今度は奴らに資金源を提供し、いつの間にか今度は加害者になっているということでもあります(実際に、ねずみ講パターンが99%なので)。
これをお読みいただき、それでも信じるのでしたらどうぞ騙されてください。そして加害者になり一緒に捕まってくださいとしか言えません……。
SUKESANでした。