専修学校の専門課程・高等課程・一般課程って何?
昨日は、47都道府県の2023年度大学等進学率と大学等進学者数を見た。
そもそも専修学校って何?
今回は、専修学校(専門課程)の進学者数と進学率を確認しようと思ったのだが、
①専修学校って何?
②専修学校(専門課程)って何?
③専門課程以外に、専修学校はあるのか?
という3つの疑問が生まれた。
今回はまず専修学校について調べてみる。
①専修学校って何?
文部科学省のホームページには
パンフレットにある「専修学校」ってどんな学校?という説明には、
・専門的な知識と技術を身につけるための学校
・学校教育法で定められた正規の学校
・入学資格の違いにより、専門課程・高等課程・一般過程に分類
・学科によって1年制から4年制まで様々
と記載されている。
②専修学校(専門課程)って何?
専修学校のうち専門課程を設置する専修学校を「専門学校」と呼び、
入学資格としては、”高等学校卒業者””3年制の高等専修学校卒業者”。
専門学校は約2,800校あり,約660,000人が学ぶ。
つまり、専修学校(専門課程)というのは
普段私たちが「専門学校」と呼んでいる教育機関のこと。
③専門課程以外に、専修学校はあるのか?
専修学校(専門課程)以外に、
専修学校(高等課程)と専修学校(一般過程)がある。
専修学校(高等課程)とは何か?
高等課程を設置する専修学校を「高等専修学校」と呼び、
入学資格としては、”中学校卒業者”。
高等専修学校は、約420校あり,約38,000人が学ぶ。
技能や実務面の教育に重点をおいて、社会に出てすぐに役立つ教育を行っており、高等学校と並ぶ中等教育機関として位置づけられている。
専修学校(一般課程)とは何か?
専修学校一般課程は、入学資格として中学校卒業や高等学校卒業などの限定はなく、誰でも自由に,専門的な知識・技術を学べる。
和裁・洋裁や、美術、調理など多種多様な分野があり、約160校、 約29,000人が学んでいる。
なんとなく使っている言葉でも、国や自治体が公式に使う言葉異なることがある。
知った気にならずに、きちんと調べ理解することが重要。