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2025(令和7)年度大学入学共通テストの現役志願率が高い都道府県は?
2025(令和7)年度の大学入学共通テストは、2025年1月18・19日実施される。
独立行政法人 大学入試センター発表の情報を基に
志願率について確認してみた。
現役志願率は?
2025(令和7)年度の大学入学共通テストの現役志願率は、
45.5%
「現役志願率」は”令和7年3月高等学校等卒業見込者(現役生)のうち大学入学共通テストに出願した者の割合”
「令和7年3月高等学校等卒業見込者」は学校基本調査掲載の”全日制高等学校3年、中等教育学校後期課程3年及び定時制高等学校4年の在学生を合計した数値。
現役志願率が5割を超える都道府県は?
現役志願率が5割を超える都道府県は全部で5つ
1位:東京都 58.6%
2位:広島県 55.9%
3位:愛知県 54.5%
4位:富山県 52.5%
5位:石川県 51.8%
東京と愛知が上位に来ることは予想できたが、それ以外の3県は予想外。
石川・富山が半数強、福井が46.8%(13位)と北陸3県の志願率の高さが目立つ。
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現役志願率が3割台の都道府県は?
現役志願率が3割台の都道府県は全部で12。
47位:沖縄県 32.7%
46位:大分県 33.9%
45位: 大阪府 35.8%
44位:京都府 36.3%
43位:宮崎県 37.2%
42位:北海道 37.7%
41位:和歌山県 37.8%
40位:鹿児島県 38.1%
39位:山形県 38.2%
38位:福島県 38.77%
37位:熊本県 38.83%
36位:宮城県 39.5%
となっている。
大阪府・京都府が全国的にみて、大学入学共通テストの現役志願率がおおよそ3人に1人の状況となっていたのは意外な結果であった。
これは、年内入試(学校推薦型選抜・総合型選抜)における学力試験型選抜が早くから浸透していることも要因なのだろうか。
※2024年12月に文部科学省からの指導があったことで話題となった、東洋大学・大東文化大学の年内入試における学力試験選抜。関東でも浸透してくると共通テストの受験率にも影響が出てくることが考えられる。