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立教大学 環境学部(仮称):2026年4月開設を構想


立教大学が新学部の開設を構想

この構想は2023年7月31日に
「環境学部(仮称)」の設置構想について

文部科学省「大学・高専機能強化支援事業(支援1:学部再編等による特定成長分野への転換等)」に、本学が申請した「環境学部(仮称)」設置構想が選定されました。

本学は、「環境」をテーマに文理融合を実現する「環境学部(仮称)」を、2026年4月に池袋キャンパスに設置することを構想しております。
今後、文部科学省への学部設置に関する手続きを行いながら構想の具体化を進め、詳細が決定し次第、大学ホームページ等で公開して参ります。

として公表された。
そしてその情報が2024年5月8日に
新しい時代の“環境リーダー”を育成環境学部(新学部)の概要発表~2026年4月設置構想中~

として更新された。

構想中の学部名は環境学部(仮称)

学部名称:環境学部/College of Environmental Studies
学科名称:環境学科/Department of Environmental Studies
学位名称:学士(環境学) /Bachelor of Arts and Sciences
学生定員:入学定員204名、収容定員816名
基幹教員:18名
設置予定時期:2026年4月
設置場所:立教大学 池袋キャンパス

立教大学としては12番目の学部

現在立教大学に設置されている学部は以下の11学部。
環境学部が設置されれば、2023年4月開設のスポーツウェルネス学部に続いて12番目の学部となる可能性がある

どの学部がどのキャンパスに設置されているのか?

立教大学は、2つのキャンパスに分かれている。
2024年4月に各学部がどのキャンパスに設置されているかを整理。

池袋キャンパス(東京都豊島区)7学部

環境学部は池袋キャンパスに開設予定。

文学部

異文化コミュニケーション学部

経済学部

経営学部

理学部

社会学部

法学部

新座キャンパス(埼玉県新座市)4学部

観光学部

コミュニティ福祉学部

現代心理学部

スポーツウエルネス学部

2024年度時点で環境学部は3大学に設置

公立鳥取環境大学 環境学部 環境学科

東京都市大学 環境学部 環境創生学科/環境経営システム学科

広島工業大学 環境学部 建築デザイン学科/地球環境学科/食健康科学科

立教大学 環境学部の特徴は?

養成する人物像

■環境に関する基礎知識を自然科学・社会科学・人文科学の観点から幅広く身につけ、現実の課題と結びつけながら理解できる。

■自然環境を科学的に捉え、社会経済システムに関わる技術と学識をそれぞれの立場で活用できる。

■様々な関係者や異なる分野の専門家を対話を通じてつなぎ、協働の関係を構築しながら、地域社会及び国際社会に貢献できる。

■“Environmental Justice”(環境正義)の概念を理解し、環境問題の解決とサステナブル社会への変革のために行動できる。
以下の3点がホームページに記載されている

学びの特徴

1.科学を重視した文理融合のリベラルアーツ教育
教員の半数を理系の教員で構成。科学を重視した、「環境」をメインテーマとする文理融合のリベラルアーツ教育を展開します。また、文系・理系を問わない幅広い学生を募集し、充実した基礎教育を行います。

2.「対話」と「協働」を駆使するリーダーシップを育成
立教独自のリーダーシップ教育を通して、学生一人ひとりの個性や強みを活かし、伸ばしながら、「対話」と「協働」に必要なスキル修得。GX(グリーントランスフォーメーション)やカーボンニュートラルに貢献する、次代の「環境リーダー」を育てます。

3.「フィールド(現場)」での学びで行動的な実践力を養成
プロジェクト型演習をはじめ、国内外でのフィールドスタディ、社会と連携した体験学習などを通して、学びを深めながら、高度な実践力や課題解決力、「対話」と「協働」による“つなぐ力”などを養っていきます。

となっている。

立教大学 西原廉太総長は、

「環境学部」は文理融合型の新学部ですが、学位に「理学分野」を含めることになり、本学としては理学部に次いで二つ目の自然科学系に寄せた学部の誕生となります。

とコメントしている。

立教大学レベルの大学での新学部、特に理系分野での展開となり、
多くの理系大学に影響があることは間違いない。

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