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SDGs?

「SDGs(エスディージーズ)」。最近なんか耳に入る言葉だ。いや、そうでもないか。テレビなどではそんなに聞かないかな。雑誌などでたまに特集されたりはしてる。「SDGs」ってなんだろ?
「SDGs」とは「サスティナブル・ディベロップメント・ゴールズ」の略称で、15年前の国連総会で決まった憲法みたいなもので、これから世界が目指す方向を示した物。んーーーなるほど。でもまだよくわからない。
ではちょっと一旦置いておいて、それでは「サスティナビリティ」という言葉は聞いたことがあるだろうか?こちらはSDGsよりは最近聞くかもしれない。「継続可能」という意味で「サスティナビリティな世界」というと「継続可能な世界」という意味になる。一番先に頭に浮かぶのはエコとか地球環境に良いとかそんな事かなぁと考えるけど、それも正解。ただし「サスティナビリティな世界」といのはそういった環境の一面のみではなく、貧困問題やジェンダー問題やまちづくりなどなど様々な面に絡んでくるのです。それら17項目にも及ぶ問題においてサスティナブルな世界にしよう!とまとめた物が「SDGs」というわけです。
それぞれの細かい内容に関しては今後少しづつ勉強するとして、ここで個人的な話になるのですが、正直今まではエコや自然環境やそういった問題というものに対してあまり考えてなかった・・・というか、まともにちゃんと考えたことがなかった気がする。そりゃ、世の中エコであって、自然に優しい環境な方が良いというのは頭では重々わかってるつもりだし、そうあるべきとは納得してるつもりだったけど、まぁあまり進んでその辺の勉強を詳しくやろうとまでは思ってなかった。意外と多くの人がそんな感じじゃないだろうか。あ、今もそれほどスタンス的には変わってないのです。じゃあ何でこんなことを書いてるのかというと、最近の日本にやってくる台風の事を考えたから。
台風とSDGs・・・よくわからんという方もいるだろうけど、台風のような自然災害と、エネルギー問題や経済発展問題におけるサスティナビリティな世界というのは非常に密接な関係になっている。実は実家が今回の台風19号で多大な被害を受けた丸森町というところにある。高校を卒業するまでその町で生活していて、今も母親と弟家族が住んでいる。丸森町は僕が小さい時から大雨が降ると川が氾濫することはままあった町だ。でも今回の様な大規模な氾濫・土砂災害というのはこれまでおそらく経験したことがないだろう。そして僕が気になったのは実は台風19号ではなく、次の週にやってきた台風20号だ。19号が日本列島に近づいて来た時にテレビやネットニュースでは「過去最大規模で〇〇年に一度の大型台風」と報道していたが、実は20号の勢力は19号と同等、もしくはもっと大きかったかもしれないということ。実際は20号は日本列島には上陸せず過ぎ去ったわけだけど、それでも多くの雨を降らせ、多くの箇所で19号によって弱まった地盤を崩壊させた。「〇〇年に一度の台風が2週続けて??しかももうすぐ11月というこの時期に?」そう考えた時にやはり地球がちょっと変わって来てるのかも?と真剣に感じたわけです。実家など自分に関わるところでの実害があると、人というのはちゃんと考える物なんだろう。
とはいえ、いまだに環境問題に関してちゃんと考えているのか?というと実際はそれほどしっかりと考えているわけでもない。問題についての勉強もそれほどしていない。だから最近の気候変動が地球温暖化が原因のひとつなんだろうな、という以前からの知識も変わっていない。でも頭ではなく身体で「でもこのままではやばいよな」と感じるようになった。そして何もやらないよりは自分が出来ることくらいなら何かやった方が良いよなぁと思うようになった。それって意外と自分の中では大きな変化な気がする。
今僕は宮城県内や仙台市内を中心に活動しているVAN COFFEEの「SUNNY SITE COFFEE」を運営している。まずはそのSUNNY SITE COFFEEでの活動を少しづつ変えて行こうと思っている。

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