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2024.12.09 衰え

 今日は仕事をした気がしない日だった。多分「今日はこれをやろう」と思ったことが全然出来ていないからだ。急に頼まれたものや横槍であろうが、消化すべきタスクであれば目標を更新した上で「達成した」と自認するのがいいかもしれないが、それでも一日の始めにやろうとしたことは出来ていないのだ。

本当に覚えられないの?

 明日、12/10は甥の誕生日だ。おかんは孫の誕生日と聞けば電話をかけるのだが、どうにも記憶しない。三人居るのと、女の子二人の名前が似ている(どちらも平仮名で花の名前)ので覚えにくいのだろうか。孫の誕生日くらい覚えてもいいだろう、と試してみた。
 だがどうだ、一人ずつ名前と誕生日を一緒に復唱した後、最初の一人に戻ってくるともう言えないのだ。「ほんとに?」と何回聞き返したかわからない。最初はおかん自身や息子娘の誕生日を混ぜていたが、難しかったかと思い本当に覚えるものを復唱するだけでも忘れるのだ。本当に脳が衰えていると言うか、機能が損なわれ始めているんだと実感せざるを得なかった。そりゃ買い物に行って買うものを忘れるはずだ。
 正直自分は高齢者と正しく向き合える自信はない。ただおかんは50代くらいから介護の勉強を始めて介護職に就き、ケアマネージャーの資格も持っていた。本人が後期高齢者になってから聞くのも変だが、高齢者の扱いを学んでもいいかもしれない。逆効果だろうか。

あすけんの正しい使い方?

 最近使っている健康管理アプリ「あすけん」に関する動画を我らが委員長こと月ノ美兎さんが投稿していた。

 動画の中では委員長ではなく、ホロライブの船長こと宝鐘マリンさんがあすけん有識者(でいいのか?)として出演しており、あすけんをどう活用するのか説明していた。肝要なのは「食べる前にまず献立を考えて入力し、本来は一日の総括として出されるコメントを見て献立を修正して理想に寄せる」ということだ。なるほど、賢い。賢いが個人的に思ったことは二つ。 
 ①食事がつまらなくなりそう
 ②賢い買い物とセットにしづらそう

 前者は委員長の献立を見て思ったことだ。船長も言っていたが、バランスが良いだけでなく、必要なものを必要なだけ採らなければならないので、カロリー対栄養価効率でいうと選択肢は狭まってくる。一日なら別に構わないが求められているのは習慣だ。一週間、一年、一生続けていられるだろうか。飽きずに美味しくバランスが良く手間も現実的な献立となると、最早論文が書けるのではないかとすら思う。
 次いで気になるのが買い物だ。出来合いのものにしろ自炊にしろ、献立を先に決めると高くつくのではなかろうか。適度な食費に済ませるなら、オトクな買い物から献立を組まなければならないが、上記献立と合わせると一層至難の業といえる。貧しい人ほど肥満が多いというが、健康な食事には相応の費用がかかるのは致し方ないということだろうか。値上がりする世には厳しい話だ。
 自分はそもそも台所に立って、人が食べる前提で料理を作ったことは全くない。生活のために家事をこなす人は本当に大変だろう。最近は仕事をしながらの両立を迫られる家庭も少なくないだろう、本当によくこなすものだ。独身同居親有りの身分で言うことではないだろうが……。


 習慣継続のコツは適度に厳しすぎないことだと思う。100点を狙うよりは70点を出し続けるくらいがいいのかもしれない。

身体に悪かろうが菓子くらい食わせろ


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