2023年にやった二番目におもしろいゲームを発表しようと思います。
はじめに
(はじめに?)どうもみなさんこんにちは。ランキング、作ってますか?
ぼくは日々あんまり作ってないんですが、せっかくゲームの記録を書いてることだし今年いっぱいを振り返ってみるのも楽しいかと思い、この記事の作成にとりかかるものであります。ものであるんですけど……。
まずは、noteはじめる前の3月以前にやったゲームを各種プラットフォームを見に行ったり、記憶に頼ったりして並べてみました。こんなゲームやったな~って感じで。で、記事が残る4月以降を見てたら、見つけちゃったんです。5月、『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』。あー、コレじゃん。ってなった。コレです、今年のベストゲーム。決定。終わり。
終わりなので、次ぐ2位を決めたいと思います。方式はかんたん、フィーリングで10本ぐらい選んでノミネート、そのなかで改めて腕組んで考えた優勝者が2位です。挙げるぞ~。
それではノミネート作品の発表です。初プレイ順に並んでいます。よろしくどうぞ。
以上の9本になりました。で、せっかくだからなんか囲ってみた。どうでしょうか。見た感じはけっこう錚々たる面子ですね。ちょっとノベルが多いかも。
明らかに面白そうだったけどクリアしてないから入れてないのが『アーマードコア6』とか『十三騎兵防衛圏』とか『TUNIC』あたりです。『ファイアーエムブレム エンゲージ』も進捗中途半端なので抜いてる。積むには惜しいひとたちなので来年どこかではやりたいね~。
それでは、まずノミネート作品たちに挨拶だけしていこうと思います。
・Brotato
初プレイは1月その後もちょくちょく触ってました。芋が主人公で敵がキモめのいわゆるサバイバー系の一本。ウェーブ制で敵をシバいて手に入れたお金で買い物して次の”波”に備えていくという内容。(昔は”ウェーブ”が翻訳の妙で”波”になってたんだけどSwitch版でたあたりで改善されてしまいました。味があってよかったのに)
後半にかけてのインフレ具合と豊富なキャラ、ビルドの方向性がきれいにハマって、40時間とすこし遊んでいます。サバイバー系では一番好きな作品。
・西暦2236年
どう説明していいか迷うところはあるんだけど、SF色の強いノベルゲームといえばまあ外れはないと思う。でっかい世界観もあまりにも個人的な感情も真正面から精緻に書いた骨太ノベル。展開の大胆さが魅力なのであまり喋るとノイズになってしまいそうです。自信をもって傑作と言い切れる素晴らしい作品です。かっこいいトレーラーがあるので見てハマったら買ってください。
・ふりかけ☆スペイシー
ネオ昭和を舞台にした最高のノベルゲーム。バラモスとラップバトルができます。無限に襲ってくるパロディをどれだけしたり顔で解説できるかで楽しめる度は変わってきそうだけど、最低限大手広告代理店と大物コピーライターへの恨みさえ持っていけばとりあえずOKです。主人公の頭にブリが刺さっています。
来年続編が出るらしいので備えよう。
・デイグラシアの羅針盤
事故か事件か、絶賛沈没中の深海遊覧船が舞台のノベルゲーム。舞台が舞台なので印象はかなりクローズド。
情報の出し方が上手くて読み進めるモチベを尽きさせない綺麗な構成。あり得たかもしれない選択から色んなシチュエーションを描くことでキャラクターの魅力を深く演出できてるのがGood。読後感はけっこうほかに代えがたいものがありました。
・パラノマサイト FILE23 本所七不思議
スクエニさん発のホラー呪いバトルADV。わりとスマッシュヒットしたタイトルなので知ってる人も多いのではないでしょうか。低価格で抑えられているのにもかかわらずそれを感じさせない上質なゲームプレイ。ノベルゲームいくつか挙がってますが、ノベルゲームというガワの部分の出来が一番いいのは間違いなくこのタイトルです。群像劇であること、フローチャートがあること、続編の余地があることなどもポイントですかね。
・春待ちトロイダル
ループもの×ローグライクのカードゲームという異色の掛け合わせを、みんな良い人だけどちょっとヘンな風習がある田舎~な島を舞台にキャッチーなドット絵で味付けした気合いの入ったゲーム。対話を武器にみんなと交流を深めていくのが主となるわけですが、とにかくクラスメイトたちが生き生きとしています。クリアしてから値段見たら800円で泣いちゃいました。クオリティ的にもボリューム的にも余裕でもっと取っていいです。
・スーパーマリオブラザーズ ワンダー
横のマリオ久々の新作。タイトルに違わないワンダーな作品。全体的にオシャレ目に刷新された奇抜な新パワーアップとゲーム体験をガラッと変えるワンダーフラワーの登場でゲーム全体が多幸感に包まれています。
当時の記事だと終わってからウダウダ言っちゃったりもしたんですが、やってる間はやっぱりしっかり楽しかったので”マリオ”としての義務は十分すぎるぐらいに果たしたのかな、と。間違いなく全人類(ゲームあまりやらない人にも!)に薦められるゲームとしては、このゲーム挙げないわけにはいかんでしょという思いです。
・スーパーマリオRPG
いまもなんだかんだと続いているマリオ×RPGの系譜、その始祖たる一本。オリジナル版は未プレイ、あまりすごい期待があったわけでもなくカタログチケット余ってるから、ぐらいで買ったタイトル。これがめちゃめちゃおもしろかった。
テキストと展開がとにかくメチャクチャで、面白ければなんだっていいだろ、というイズムを感じます。RPGとしても、リメイクでどれだけ手が加わっているかはわかんないけど古さも飽きも感じさせない丁寧なつくり。エンターテイメントの形として理想的で関心しちゃった。
・SIGNALIS
初期のほうのバイオハザードとかをリスペクトしたサバイバルホラー。謎解きの部分はもろにバイオを感じた。
アイテム管理カツカツ、ウロウロしてると敵が復活している、そんな厳しい世界です。でも難易度を最高にしたり変に縛ったりしない限りはたぶん初見でなんとかなるようなバランス。
SFとおおきくてこわい神様が出てくるコズミックホラーを混ぜた閉塞感のある世界観も魅力的。
という感じです。有名どころが多い気もするけど、結局多くの人に認められる作品にはそれだけ強い魅力があるということの証左でしょう。
ネタバレに弱いタイトルもけっこうあるので、気になった方はなるはやで手にとっていただけると嬉しい限りです。
あんまりここで長々やってもアレなので、ギリギリまで考えた「今年遊んだ二番目におもしろいゲーム」、発表したいと思います! それでは……
(準)優勝作品は~~~~~!!??
ニャニャニャニャニャニャニャニャ……(任意の楽器でロールしてください)
じゃんっ『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』です! おお~。
いや~、わりと全作品で迷ったんですけど、そうなると基準は完成度です。噛んだやつとかネタ飛ばしたやつを泣きながら除外するしかありません。その点パラノマサイトとかいうゲーム、はっきり言ってパーフェクトでした。私は極度のめんどくさがりなので、このゲーム超バリアフリーでダルさが一切ないのもよかった。
まあ全員優勝でいいところを無理やり決めたみたいなところも否めないので、未プレイのゲームがある方はほんとに全部やってほしいんですけど、敢えて一本選ぶなら『パラノマサイト』です。みなさん是非に……。
はい。まだまだ書きたいことある気がするんですけど年越しちゃうのでこの辺で。2023年の人は明らかに読めないギリギリ具合ですが、2024の人、今年もよろしくお願いします。
ぼくのゲームライブラリが潤うとともに、文章を書くモチベーションが高まります。すごいです。