カロス (カロン)
昨年、「町人貴族」などを素材に「古楽どうでSHOW~音に踊れば~」を作りました。「町人貴族」はモリエール脚本・リュリ作曲で喜劇といわれていますがどうもよくわからないのです。それでヨーロッパ芸術の原点とも言われるギリシャ神話に少し触れることにしました。
見た目で左右されるのは神話の世界でもあって、美しくないという理由から辛い思いをしている火と鍛冶の神ヘパイストス。そのヘパイストスが作ったとびっきりの美女がパンドラとされています。神話に出てくる神も人も美を好むようです。でも美しいのはよいことでしょうか?美女のパンドラは幸せな人生を送れたのでしょうか?
私は、美という概念にとらわれつつもその曖昧さや不確かさも感じることもあります。
いずれ美は人の最後に残る偏見になるのでしょうか?
2023年4月15日
Performance Art Potluck Party での上演
上演時間 約5分
この上演はあっという間に予約受付終了となってしまいました。
再演の機会がありますように
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