「かわいいね(やりたい)」の倒し方
「かわいい🥰」って一回ならあーはいはいって無視できてもさ、エッチするまで無限に言われたら、術中に落ちないのって不可能だよね。息するように容姿を褒められてきたわけじゃないうちらは。
18歳くらいまでその言葉をほとんど言われたことなかった。だからまだ「カワイイとか言われんの飽きたゲージ」が貯まってるようで貯まってない。(ていうか定期的に空になる)
きっちり割り勘だったくせに気安く手繋いで来ようとしたりほっぺ触ろうとしてきたりさ、いい加減にしろよ。って思うんだけど、顔がタイプだったらちょっとキモいけどまぁいいよ→あれ?好きかも→エッチする→好き→沼→手遅れみたいな感じになる。そんで「男が本命にはしないこと」みたいなYouTube見て泣く。わかってたくせに。くっだらない。
これってどうやったら乗り越えられる?自分より格下の男と付き合ってとにかく大事にしてもらうとかは絶対いや。トキメかない恋愛なんて恋愛じゃないと思ってる。
だから「かわいいね(やりたい)」のめちゃくちゃかわいい倒し方を考えたんだけど、究極これしかないと思う。
その方法とは…
"先にこちらから全力で狩る"
→相手に狩られる前にこちらから狩る。これしかない。中途半端に怯んではいけない。ちょっとでもタイプだなと思ったら、ガンガン自分の全魅力を振り絞って落としに行こう。恋に恋するのは楽しいし、後悔しないし。「かわいいね」なんて気軽に呪詛を唱えてきやがったおかえしに、今後の人生で何度も反芻してニヤケちゃうレベルにそいつの全てを肯定する言葉をかけたげること。(絶対やらせずに)
それがほんとの恋になるかもしれないし、ならないかもしれない。
ほんとの恋にしたくない場合は、
1.そいつのキショいところ100個捻り出す
2.自分の好きなところと可愛いところも100個ずつ捻り出す
3.そいつんち(田端駅徒歩30分築51年家賃3万ワンルーム4畳敷布団風呂トイレなしクーラーなし、蝿が湧き何かの腐敗臭が漂う中で似たような顔をした女三人と暮らしその様子をTikTokで配信している)を想像する
でいいと思う。
要するに好きになるか嫌いになるかの二択しかない。好きかも、じゃだめなのだ。自分を好きなのかも、はもっとだめ。好き好き好き好き!か、しねぇええええ!!!のどっちかでいれば、「かわいいね(やりたい)」は倒せる(はず)。倒していこうね。
おしまい