杉と、花粉と、それから私...
こんにちは、アイネの高石です。
突然ですがみなさん、春の植物といえば何を想像しますか? 桜でしょうか? それとも菜の花でしょうか?
私の場合は、『杉』です。なぜなら私は重度のスギ花粉症なのです。
これから私と花粉症の長~い付き合いについてお話しします。
私は小さいころから鼻が弱く、ちょくちょく耳鼻科にお世話になっていました。子供のころはまともに鼻呼吸できていた記憶がなく、鼻がつまってもかむのが下手でした。そんな私でしたが、耳鼻科では治療されるのを嫌がるどころか楽しんでいたちょっと珍しい子どもだったので、医者に連れていく母もその点は気が楽だったのではないでしょうか。
年がら年中鼻がつらい日々を(むしろ今でも)送っていた私ですが、成長するにつれて、特に冬から春にかけての鼻水はさらさらで普段と様子がおかしいということに気づいてきました。
小さい頃はいったいなぜ鼻水が止まらないのか、疑問に思ってはいても生活はできていたので病院に行くこともありませんでした。しかし、さすがに二十歳を過ぎると症状が重くなってきて、ついに目のかゆみまで出てくるようになりました。とうとう耐え切れなくなったので、耳鼻科を受診し花粉症と診断されたのでした。
いままで謎で不安だったものに名前が付くと気持ちが楽になることってありますよね。これまでのつらさはそのせいだったのかと、診断された後ほっとしたのを覚えています。
「鈴と、小鳥と、それから私」(金子みすゞ)であれば、「みんなちがって、みんないい」となりますが、「杉と、花粉と、それから私」ではそうはいかなかったのです。
ここで、毎年使っている花粉症の薬についてご紹介します。
写真の左から順番に紹介します。
トラマゾリン点鼻液
鼻づまりを抑える点鼻薬です。よく効きますが、刺激が強いので使いすぎの注意が必要です。パタノール点眼液(ジェネリック オロパタジン点眼液)
アレルギーを抑える点眼薬です。デザレックス錠
アレルギーを抑える飲み薬です。1日1回1錠を夜寝る前に服用します。
これで夜は快適に眠れますが、副作用で昼間も眠気が取れないのがネックです。私にとって春とは眠気との戦いでもあるのです。アラミスト点鼻液(ジェネリック フルチカゾンフランカルボン酸エステル点鼻液)
同じくアレルギーを抑える点鼻薬です。ボタンを押すだけで適量が噴霧されるちょっと面白い容器です。
薬の他にも花粉症を少しでも抑えるために心がけていることがあります。
なるべく外に出ない。
窓を開けるのも最低限に。
外に出るときはマスクして、帰ってきたら服についた花粉を払う。
ごく基本的なことですが、これだけでも症状はずいぶん変わってきます。
以上、私の花粉症体験談でした。
花粉の季節は始まっています。早く耳鼻科に行って薬をもらってこないと。
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