変わり始めた”カレー観”
先月52歳になったわたし。
ちょっと前から
市販のカレールーを使ってカレーを作ると
胃もたれするようになった。
”加齢でカレーが楽しめない”
そんな事態を打開するべく
ルーではなくスパイスを使って
カレーを作ることにした。
印度カリー子さんと水野仁輔さん、
スパイスカレー作りで有名なお2人の
レシピ本を買ってきて
飴色炒め玉ねぎをマスターせねばと
いき込んでいた時に
出会ってしまった稲田俊輔さんのレシピ本。
「だいだい1ステップか2ステップ!
なのに本格インドカレー」
というタイトル通り
材料全部鍋に入れて炒めて煮て完成、
みたいな本当に簡単な作り方で
きちんとおいしいカレーができあがる。
先日作ったのは油も小麦粉も使わずに作る
”チキンと彩り野菜のココナッツカレー”。
鶏肉・野菜・スパイス・塩・ココナッツミルクを
分量通りに鍋に入れて煮るだけなので
料理が苦手な人におすすめしたいお手軽カレー。
玉ねぎを飴色になるまで丁寧に炒めるどころか
もはや材料を何一つ炒めずに作れてしまう。
でも味は本格インドカレーで
3日続けて食べてもまったく飽きない。
スパイスの香りもさることながら
ココナッツの香りが大好きなわたしは
食べながらアロマテラピーしてる気分。
ピーマン・パプリカ・ナス
トマト・レンコンと野菜をたっぷり入れて
さらにもち麦ごはんとあわせて、
おまけに自家製ぬか漬けとキャベツの酢漬けも添えた
ビタミンも食物繊維も豊富なカレーランチ。
ノンオイル・グルテンフリーで胃もたれしない
体が喜ぶおいしさ。
そして食べ終わった後、
洗い物がとってもラクチン。
カレールーを使うと
スポンジが一発でダメになるくらい
お皿にもお鍋にもしつこい油汚れがついてたのに。
今までわたしが作っていたカレーは
いったいなんだったんだ!?
と思うくらいの衝撃☆
わたしの人生に
もうカレールーは必要ない。
グッバイ、カレールー。
今までありがとう。
わたしのカレー観が
音を立てて変わり始めた2024年夏。
わたしにとって
スパイスカレー元年となること確定。
この夏は思う存分
この沼にはまりこむのだ。