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どうして休みが少ないのか!?

昨日まで世の中は3連休でした。もはや毎月のように3連休があります。
連休になると物販やサービス業は書き入れ時で、忙しくなります。
それは良いのです。

しかしながら連休中に忙しい業界は忙しい時期以外で連休が取れるのかと言えばそうでもありません。
もちろん取れている企業なんかもあると思いますが、僕の働いている業界ではそんな話は聞いたことありません。

連休が取れないのであれば、せめて月の休日日数を合わせて欲しいものですが、そんなこともなくここで世の中との休日数の差が開いてしまいます。これがGWやお盆やお正月ともなると、結構大きな差ができます。さらには大型連休の間に通常の休みなんかがあって出かけたりするとすごい人出で辟易してしまいます。

それなら有給を使って連休すれば良いのでしょうし、実際世の中の大型連休も規定休日数を超える部分は有給で賄っているはずです。
しかしながら有給を使って連休するほど用事があるわけでもないですし、そもそも有給を使うのに見えない壁があって非常に使いづらい状況なのです。これは古い世代にかぎるかもしれませんが。

というわけで、ぜひともこの休日数の差を減らして欲しいのです。
法律を作って全ての国民が同じ数だけ休日を取れるようにしてくれれば、少なくともコンプライアンスに厳しい企業では休日が増えると思います。簡単なことではありませんか。

ただですね、どうしてそんな議論がなされないのか、その理由もなんとなく分かっています。

先ほど自分でも言いましたが、有給をとって連休するほどの用事がないのです。さらにいうとお金に余裕もないです。

サービス業って休みが少なくて業務もハードなのに賃金はそれほど高くないんですよ。だから休みは動きたくないし、動くお金もないし、友達と予定も合わないから旅行とかも行かないんです。
結婚なんかして子供もいたりするとなおさら連休でもしたら家族サービスで余計に疲れるという人をたくさん見てきました。

つまり、サービス業に従事する我々自身が本気で望んでいないのです。

おそらく実際に休みが増えて喜ぶのは僕のような独身者だけです。あとは若い世代ですが、休みたい人はなかなか定着しないです。有給を使って1週間くらい休んでる人もおりますが、だいたいそういう人は長く続かないですね。

業界内でももはや愚痴を超えて諦めムードが漂っておりますが、根底では今の状況を肯定している気がします。

僕自身そんな中の一人でこの文章もただの愚痴なんですが、でもやっぱりこの辺りの問題はいずれ大きな出来事があって変わっていくような気がしています。

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