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行くぞ! #Vtuber新星杯 !

 みなさんごきげんよう、爆冥アインです。

 VSCC卵をきっかけに将棋を始めたのが3ヶ月前の9月初頭の頃。
 それから怒涛の日々を送り、本大会では見事ベスト4に残ることができたのですが……

 それからというもの、完全に燃え尽き症候群になってしまい、将棋は気が向いた時にちょっとやるくらいのまま月日が経っていきました。

 ちなみにその間は推しの全国ツアーがあってライブに行ったり、スト6の身内大会があって練習してたりしてました。

 しかしそんな時、あるイベントの情報が舞い込んできます。
 それがこの香坂まくりさんの開催するVtuber新星杯でした。

 一応この前段階のイベントとして、VSCC卵の参加者・落選者を中心に集めたまくり杯のお誘いもいただいていたのですが、日程の都合上断念。
 こんどこそは!ということでこちらへの参加を決意いたしました。

 そこから最初に始めたのは将棋の修行をすること……ではなく……
 モチベーションを回復するため、3月のライオンを1巻から読み直すことでした。

 1度別ゲーに持っていかれたパワーを将棋に連れ戻すには並大抵のパワーでは足りません。
 その点この漫画は僕が将棋を好きになる原点でもある本で、しかも将棋部分の内容を全く理解できなかった当時とは違い、今では自分でも将棋を指すようになり、棋譜の中身も理解できる状態。作中に登場する対局も、参考にされた棋譜を追いながらじっくりと読み進めていきます。
 そして最新刊が将棋パート真っ只中で終わっていることもあり、モチベーションはすっかり回復。
 さぁ!やるぞ!ということで将棋ウォーズと再び向き合いながら修行を再開していきました。

 さて。VSCC卵を通して見えてきた私の課題は、中盤・終盤力の低さというものでした。
 予選では詰めろの展開を逃したばかりかそのままただやんから逆転負けを喫しそうになり、本戦では序盤に狙いの1手を決めて優勢になるも中盤の攻め合いで押し負けて準決勝敗退となってしまったりと、駒組が終わった後の展開に課題が残る結果となりました。

 ということで、普段の練習に加えて行なったのが詰将棋を解くこと。
 VSCC卵のときに購入した詰将棋を本をぼちぼちしつつ、10秒フィッシャーの練習としてウォーズでは1手10秒対局を重ねていきました。

ミーハーなので羽生善治さんの本を買った

 そしてもう一つ。新星杯の前に控えるイベントとして、ぽめしち対抗戦という大規模コラボにもお呼ばれしておりました。
 そのお話は流石に脱線してしまうのでここではしませんが、そこでお話しているときに「将棋クエストの詰めチャレってやらないの?」ということを言われ、そういえばたまにTLに流れてくるけどやったことなかったなぁと思い将棋クエストをインストール。
 いざやってみるとこれが楽しくて楽しくて……1日中詰将棋にのめり込んだ結果、一瞬で詰めチャレ6級まで到達していまいました。

 またフィッシャーの練習に指していた1手10秒ルールが思ったより手に合っていたのか、3・4級といった格上の方ともマッチングするようになり、大会当日には10切れの7級をすっぱ抜いて5級に到達。

 これで10秒フィッシャー秒読みになったらこっちが勝つぞ!!という気合で大会本番へと望むことになりました。

 で、結果だったんですが……
 最終成績としては3勝1敗で勝ち点は6。22人中8位となりました。
 まあ個人的にはこんなもんかな、という思いと、まだまだ自分の腕の未熟さを痛感する結果となりました。

 負けの試合では序盤から受けを悪くして押し込まれて一気に駒を失う結果に。勝ちの試合でも詰めろの場面で簡単な見逃しを連発して逆転負け間近になるというなんとも情けない試合に。
 ちょっとなさなさすぎる棋譜なので、軽く感想を乗せるくらいにとどめますが、一応試合はこんな感じに。

1戦目 男鹿なもめさん
 中飛車に取ってくるもこちらが先手ということで攻め込めず不機嫌中飛車な感じに。
 対中飛車の練習はしていなかったので、相振り飛車用の動きから横歩取りを決めていい感じの出だしに。
 じりじりと駒を交換していき形としては優勢になってくるも、こちらの攻め違いから評価地上は一気に五分寄りにまで。
 しかしここで相手の悪手が出て、一発詰みに取って勝利という形になりました。

2戦目 みおーねさん
 対棒銀の形に。序盤は手なりに進むも、重ねての攻撃をうまく受けられず、飛車を取られてそのまま秒速で詰みの形に。
 定石外の受けが下手すぎるという致命的な欠点がしっかりと出てしまった試合内容でした。

3戦目 明太イコさん
 初戦に続いて再びの対中飛車、しかも先手を取られてゴキゲン中飛車ということでどうしたものか…と思いつつ、飛車を2筋に振って対相振り飛車の構えに。
 相手が攻めあぐねているうちにジリジリと交換し、飛車角交換から相手の陣形を崩して詰めろの展開に。
 しかしここから大悪手を叩き込み、角をもぎ取られた上に入玉されて逆に攻め立てられる状態へ。更にそこから攻めを失敗し飛車角をすべて失って詰みが近いぞ、というところに出てきたのが秒読みの悪魔。
 結果的にお相手のミスから再び飛車角を取り戻し、そこからは流石に玉の硬さの差で相手も攻め手がなく、218手の激戦の末に詰みに打ち取る結果となりました。

4戦目 桃園おむさん
 最近居飛車の勉強もされているということでしたが、相振り飛車の構えに。相振りということでこちらは2筋に飛車を振って里見流の構え。
 中盤で銀取りから飛車をぶつけ合う形となり飛車交換へ。互いに相手陣に飛車を打ち込んで殴り合うも、おむさん側の飛車はガンガン攻めて角と交換する形で収まりました。
 そこからは少しずつ殴り合いの展開になるも、おむさん側が角を攻撃に繰り出したところで飛車を叩き込んで一気に詰めろの展開に。評価値的にはこの時点で21手で詰みというところ。
 しかしここから攻め違いを連発し、逆に詰められる展開に。逆に詰めろの展開に持っていかれ、こちらの受け違いから必至の状態になるも、相手のミスに助けられて勝ちという試合でした。

 といった感じで全試合で致命的なミスを連発し、結果的には勝ちを拾えたもののかなり自身を失う結果でした。

 ただ大会に向けて将棋を練習している時間は楽しかったので、やっぱり目標を持って将棋をやるのはいいなぁと思いました。

 今後もV雪花戦などいろいろとイベントを控えておりますので、来年もいっぱい将棋を指していきたいとおもいます。

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