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果たした義務と果たせなかったうどん

白露も過ぎたる初秋の青空。
こんにちは。そんなん嘘やんくらいな昼間の暑さであります。
各位さま、お変わりございませんでしょうか?

朝起きて、仕事行って戻って食事して寝て起きて。日々がルーティンで流れている間は、古往今来光陰如箭歳月不待兎走烏飛(こおうこんらい/こういんじょぜん/さいげつふたい/とそううひ/ のよんもんじじゅくご)。うっかり日々が流れ去ってしまうものでございます。
それが、しあわせってものの一面でもあるんですけどねー。何ごともなく過ぎゆく日々の無事是貴人(ぶじこれきにん、と、お茶のお軸にかかっていた気がします)。齢五十五ともなりますとね云々。

いい気になって言葉遊びが過ぎましたが、義務を果たしたる受領書が届きました。ご報告いたします。

ほれ。

こちとら少部数の個人主宰同人誌やん、まあウチが納本義務に当てはまるでもなかろうし(検索)、……エッ、目安は15冊以上頒布? 売れたの何冊? あッ、義務発生?

という上記三行の認識で、レターパックに2冊を封じて郵送しました。
「皿鉢文学 初」納本完了。受領書到着。
ありがとうって言われちゃあねえ〜〜〜(鼻歌)♪

ただ今、ウチの著者のひとりである「ひろえもん」君が帰高しております。
小学校の5年生からの幼馴染みでもあるひろえもん君は、なんと「自分の書いたものがいつか国会図書館に納まれば、という野望」があったんだそうで、「ひょんなとこから叶ってしまった」なんて言うんですよ。
 えっ、そうやったん? 
 もう長いこと知ってるのに、やっぱり知らんかったわ。
それはもうわたくし、友の野望を「ひょんなことで」叶えられるならばと、なお喜んで飛び上がって姿勢を正し、納本義務を果たしましたとさ。

さて、ひろえもん氏にも完成したる冊子を手渡すこともでき、同人の顔合わせなく進行してきた同人誌なので、これを機会にうずまき舎さんにもお訪ねします。
そして、改めて文学フリマ香川の想い出話などつらつらしているうちに、
「なんで高松まで行ってうどんも食べずに帰って来るのか」
「駅近にだって早朝から営業しているうどん屋もあったはず」
「うどん好きからすれば許しがたい」
怒られが発生しております。
 ちょっ待て、キミら、うどん県からの刺客かい?
「いや、だって眠れてなかったし、暑かったし、外出てしんどくなると体力が、あのその、同行者(同人の葉幹氏)は数週間前に家族で丸亀うどん旅行してたそうだったんで」あたふたと言い訳するも、もはや、しどろもどろうどんでおりました。

ということで、まったくおあともよろしからず、翌日のお昼にうどんを食べねば、な気持ちになりまして職場近くのスーパーに買いに行きまする。
 そうねー、まだこの時季だし、ぶっかけうどんで昼にしよっかなー。ちくわ天の乗ったのが並んでるといいけど、この前あったかき揚げのでもいいかー。
お弁当・お惣菜コーナーを眺めやります。冷蔵ケースに陳列鎮座ましまする、
 あれっ。今日は……そうめんとそば?

はたしてうどんは果たせず、わたくしのお昼はぶっかけそばと相成りました。(別売りのかぼちゃ天を添えました)

エイモリミキコ拝

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