大暑(プルーンと珈琲) 移ろいゆく水と花
年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。
移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。
今回は第八十七回目の『大暑』、emmyからのお手紙です。
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Mayuさん、こんにちは。
毎年暑さに驚きますが、今年も太陽とアスファルトの熱に思わず身の危機を感じてしまうような日々です。
しばらく危険な暑さが続くようですね。
まさに『大暑』なお天気予報に梅雨とは一体いつの間に何処へ行ったのだろうと思わずにいられません。
Mayuさんは体調など崩されていませんでしょうか。
前回のお手紙では木苺のカクカクとした枝ぶりが涼しげでした。「欲深いと花が終わらない」きっとどの事柄にも言えることですよね。熱中しているとあともう少し、とついつい思ってしまいます。
今回はジューシーなプルーンとコーヒーを組み合わせてドリンクをつくりました。
うっかり写真を撮り忘れてしまったのでかわりにソルダムの写真を。。。
この季節のこういった大きさの果実(プラムや杏とか)が食べ応えもあって大好きです。
昆布のお出汁でコーヒー豆の香りを抽出し、ひと手間加えて味わいを凝縮させたプルーンとバラの花びらを入れ、香りと味わいを重ねます。最後にお酢をすこしだけ加え、立体感をつくります。
冷たいコーヒーの香りと果実感たっぷりのドリンクに仕上がりました。
「大いに暑い」日々ですが、うなぎでも食べて夏負けしないように過ごしていきましょう。
Mayuさんもどうかご自愛くださいね。
それではまた!
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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
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emmy
MayuArai