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難民申請者によるテロで重い腰を上げ始めたドイツ

過激派思想に染まった難民による刺殺テロ事件や不法入国(及びそれに伴う密入国斡旋)の増加を受けて、ドイツはようやく緩すぎる移民政策の厳格化をし始めました。

最近ゾーリンゲンで地域の創立650周年を祝う祭りが路上で行われましたが、祭り開催中に刺殺テロが起きてしまいました。
犯人はテロ組織ISとの繋がりがあるとされているシリア国籍の難民申請者
シリア出身で2022年にドイツに入国。難民申請をしましたが、ブルガリアで難民としての滞在許可が降りていたために却下。しかし滞在許可が降りていたブルガリアへ強制送還はされずそのままドイツに滞在していました。強制送還が出来ていなかった原因は、本人の所在を当局が掴めていなかったとの事です。

これを受けてショルツ首相は強制送還や国外退去処分を今まで以上に速やかに実施する事を誓い、武器所持に関連した法律を厳格化する事も表明しました。

移民も受けられる手厚い社会保障制度があるため、そうした社会保障制度目的の移民や難民が多いという指摘があります。更にドイツはダブリン条約(移民が最初に入国した国に滞在することを認める条約)を無視する事が多く、外国人が2回目の難民申請をして、却下されてもそのままドイツに滞在する事を事実上認めているという事もあり、テロやその他の犯罪を助長している面もあります。

日本と同様に素行が悪い外国人や犯罪を犯した外国人に甘いドイツ。
そんなドイツでも、度重なる制度の悪用と犯罪・テロの増加を無視出来なくなってきているようです。

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