eilay

英日・日英の翻訳をほそぼそと続けて21年の弱小フリーランス翻訳者です。 医薬系の産業翻訳者のつもりだったのに、いただけるお仕事を片端からこなしていったら、生物化学系出版翻訳者になってました 一応、英検1級、TOEIC 960点、アメリア日英メディカルクラウン会員、日本翻訳連盟会員

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英日・日英の翻訳をほそぼそと続けて21年の弱小フリーランス翻訳者です。 医薬系の産業翻訳者のつもりだったのに、いただけるお仕事を片端からこなしていったら、生物化学系出版翻訳者になってました 一応、英検1級、TOEIC 960点、アメリア日英メディカルクラウン会員、日本翻訳連盟会員

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『熱帯』 森見登美彦 著【本のトピック】

2018年に単行本として発行された小説が、最近、文庫本化されました。 もともと森見登美彦作品の大ファンだった私ですが、この「熱帯」は、「文庫本、重いなぁ・・・」とか「なんかすごく長くて難解そうなお話だなぁ・・・」とか、なんとなずっと遠巻きに見ていました。で、先日、本屋さんをうろうろしていたら文庫版のこの小説が目にとまり、立ち読みしたらそのまま読みたくなって連れ帰り、読み始めたら止まらなくなって、あれよあれよという間に読み終えてしまいました。 そして思いました。 この本に

    • 収入の急増と急減【弱小翻訳者のつぶやき】

      翻訳業を始めるまで はこちら 翻訳者の始まり その続きです 細く長いご縁との出会い 約20年前・・・某科学一般雑誌の翻訳担当者の募集に応募、トライアルに合格して採用となる。 特許翻訳を紹介してくれた知り合いから「こんな翻訳者の募集がかかってるよ、挑戦してみたら?」と教えてもらったのがきっかけ。 実はそれまでも翻訳会社のトライアルにちょこちょこ挑戦していたにもかかわらず連戦連敗、これが初めての「トライアル合格」でした。でも勝因は翻訳力とか翻訳実績とかではなく、学歴と

      • 翻訳者の始まり【弱小翻訳者のつぶやき】

        そんな私がどのように翻訳業という道に偶然迷い込んでしまったか、ざっとですが書いてみます。 重ねて申し上げますが、他人の来歴は本当に役に立ちません。 フリーの特許翻訳者としてスタートするまでの略歴背景・・・理学部化学科の出身で理系にしては英語が得意というだけの人間 約30年弱前・・・結婚直後、訳あって特許事務所でパートの翻訳者として働き始める。当時、英語資格は国連英検A級しかもっておらず。時給780円。でもここで国内&外国特許について勉強させてもらう。 その4カ月後、オ

        • 成功談は「運」で成り立っている【弱小翻訳者のつぶやき】

          弱小英日・日英翻訳者のeilayです。 私がなんでどうして翻訳者になって今に至っているかという振り返りをぼちぼちと書こうかと思っているのですが、これから書いていくことはあくまで「私の経験」です。n=1です。エビデンスレベルとしては最も信用ならないやつです。ただ、なぜそんなもんを書こうかと思ったかという理由をちょっとだけ述べさせていただきます。 このコロナ禍の時代、在宅ワークできたらいいな、フリーランスで働けたらいいな、と思う方が増えたのではないかと思います。で、そういう方

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          翻訳を仕事とすること【弱小翻訳者のつぶやき】

          英日翻訳を仕事として始めてから21年になります。 翻訳という仕事はとても誤解されているとつくづく思います。 在宅で翻訳業をしています、というと反応が主に二通りに分かれます。 すごーい!かっこいいーー!!優雅ですねー!さぞかし儲かるんでしょう?? という過剰評価な反応と 英語できるならこれくらい簡単に訳せるでしょ、ぱぱっと訳してくれたらいいから、 という過小評価な反応。 そして、多少英語に心得のある人によくあるのが 「私は英語ができるから、翻訳もできる」 とい

          翻訳を仕事とすること【弱小翻訳者のつぶやき】