セイヨウスモモ漬け(梅干もどき)
海外では高額な梅干の代用品として、セイヨウスモモ(SZILVA)が出回る 8 月と 10 月に作っている。意外と詳しいレシピはないので(材料は参考にした)掲載した。タイトルの写真は去年作ったものである。
材料
セイヨウスモモ 750 ~ 1000 g
塩 160 g
クエン酸 30 g
ウォッカ 少々
1.
耐熱容器(グラタン容器など)に水を張り、火にかけて消毒する。
2.
さらに消毒するため耐熱容器にウォッカを塗る。私はセイヨウスモモのパーリンカを使う。
3.
洗ってヘタを取ったセイヨウスモモを耐熱容器に並べる。私は小粒で硬めのセイヨウスモモを使用するようにしている。
4.
1 段目を並べたら、塩とクエン酸を混ぜたものを軽く振りかける。
5.
2 段目を並べ、残りの塩とクエン酸を振りかける。
6.
重しをのせ、ビニール袋をかけて、水分が出てくるのを待つ。重しが重いとセイヨウスモモがつぶれる可能性がある。ここでは去年作ったものを重しとしてのせている。水分が 2 日で出てくる場合もあれば、1 週間以上かかる場合もある。数日待った後、2 段目と 1 段目を交代させてもいい(一番下に掲載されている動画を参照)。今回は交代させずに 9 日待った。
7.
ガラス瓶を煮沸消毒し、ウォッカを塗る。
8.
セイヨウスモモをガラス瓶に詰めていく。
9.
上まで浸かるように汁(塩をクエン酸を含む)を加える。
10.
蓋をして日付を書いておく(下手な字で書く必要はない)。「01」とあるのは 2 つの瓶に分けて詰めたからである。
去年作ったものの中はこんな感じである。
備考
● セイヨウスモモが赤いので色付けする必要はない。
● 柔らかくなったものはすぐに食べることができる。
● 密閉する必要はない。
●「梅干と言われてもわからないほど」ではないが、梅キュウ巻きに使ったり緑茶に入れたりする分には全く違和感がなく、「フルーツ」の味は最小限かないに等しい。
動画
当時はハンガリー語の「SZILVA」をどう訳せばいいかわからず、「プルーン」にしていた。また、梅干に近づけるために干していたが、干さなくても味はさほど変わらない。